GENERATIONS vs THE RAMPAGEでも話題 Jr.EXILE『BATTLE OF TOKYO』徹底解説!

GENERATIONS vs THE RAMPAGEでも話題 Jr.EXILE『BATTLE OF TOKYO』徹底解説!

 発表当日の4月20日、その名がTwitterトレンドに上るほど世間をざわつかせたのが、LDHが新たに立ち上げたプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』だ。すでに噂を耳にしている読者も多いと思われるが、一体この『BATTLE OF TOKYO』とは何なのだろうか?

 本題に入る前に、その主人公となる“Jr.EXILE世代”についておさらいしておきたい。Jr.EXILE世代とは、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、そしてこの5月にメジャーデビューを果たしたBALLISTIK BOYZという、EXILEに憧れそのDNAを受け継いだEXILE TRIBEの新世代を指す。その多くが、LDHが展開する総合エンタテインメントスクール・EXPG STUDIO(以下EXPG)で幼少時から鍛錬を重ねており、国内ダンス&ボーカルシーンでもトップクラスのスキルを誇る精鋭集団だ。そのポテンシャルについては過去記事(GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS……Jr.EXILEたちの躍進)でも述べているが、改めて1組ずつ見ていきたい。

 まずは2017年にワールドツアー、昨年に初のドームツアーを行うなど、次世代のEXILE TRIBEとして確固たる地位を築いたGENERATIONS。リーダーの白濱亜嵐とパフォーマーの関口メンディーはEXILEと兼任で活躍中だ。現在、主演ドラマ『小説王』(フジテレビ系)がオンエア中の白濱やボーカルの片寄涼太、パフォーマーの佐野玲於ら、各メンバーが映画やドラマ、バラエティなど多方面で活躍。しかしひとたびステージに上がれば、バラードから激しいEDMまでを圧倒的なパフォーマンス力で表現する集団へと変貌する。そのカリスマ感は、やはりJr.EXILE世代の旗振り役的な存在といえるだろう。

 そして先ごろ初のアリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』で24万人を動員し、成功を収めたばかりのTHE RAMPAGE。三代目J SOUL BROTHERS・ELLYの実弟であるLIKIYAと陣のWリーダーが率いる彼らは、ラップもこなす川村壱馬を含む3ボーカル、16人組という大所帯ならではの野性味あふれるパフォーマンスと、ヒップホップ色の強さが身上といえる。1グループ中にポップやクランプなど多ジャンルのパフォーマーがおり、その多彩さをショーケース的に見せるステージングなども注目を集めている。

 2ndシングル『Flying Fish』が好評なFANTASTICSは、デビュー時のインタビュー(FANTASTICSが語る、“Jr.EXILE”としての決意「EXILE魂をより注入できる存在に」)でリーダーの佐藤大樹が語っていたように、佐藤と世界というEXILEのメンバー2人を含むという点でややGENERATIONS寄りの安定感と感性を持つグループ。もう1人のリーダーでありパフォーマンス面の中枢を担う世界らが手掛ける、流れの美しさを重視した振付や耳なじみのいいツインボーカル、ビジュアル的にも粒ぞろいな点を含め、スタイリッシュ感が特徴的なグループだ。

 そして5月22日にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でデビューしたBALLISTIK BOYZは全員がマイクを持ち、歌&ラップ、ダンス、アクロバットまでをこなす平均年齢19.8歳のフレッシュな7人組。世界で戦える人材を育成する『PROJECT TARO』出身で英語も操れる深堀未来、奥田力也、砂田将宏といったメンバーや、ポルトガル語を話せる海沼流星といった『VOCAL BATTLE AUDITION 5』(以下VBA5)のファイナリストたちからなるグループであり、ポテンシャルの高さはピカイチ。デビューアルバムでオリコンウィークリーチャート1位獲得も納得がいく、新世代グループだ。

 懸案の『BATTLE OF TOKYO』に話を戻すが、これは先述の“Jr. EXILE世代”を中心とした「現実世界と別次元のユニバースに存在するTOKYOとのパラレルワールド」を舞台にしたプロジェクトだという。今年はコラボバトルの形でCDリリースやライブを予定しているが、注目すべきは、たとえばFANTASTICSの佐藤がITARU(イタル)、BALLISTIK BOYZの日髙竜太がClaude(クロード)など、参加メンバー全員が名前とは別のキャラクター名を持ち、そのアバターも存在するということ。同プロジェクトの仕掛け人であるEXILE HIROは「もともとGENERATIONSのツアーでMAD JESTERSというキャラクターの出る映像を3年にわたって作っていました。そのMAD JESTERSを中心に、(THE RAMPAGEの)ROWDY SHOGUN、(FANTASTICSの)ASTRO9、(BALLISTIK BOYZの)JIGGY BOYSというチームが架空の世界の中で戦うというプロジェクトです」(LDHのルーツは、子どものころの異種格闘技――EXILE HIROが考えるブランド価値の上げ方)と語っており、実は数年前から巧みに伏線が貼られてきたことがうかがえる。

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