乃木坂46 高山一実『トラペジウム』実写化を想像「アイドルを目指してる子が東になったら面白い」

高山一実『トラペジウム』実写化を想像?

 イベント後の記者会見で、『トラペジウム』が20万部を突破し、「平成世代が買った本」1位になったことについて高山は「最初にランキングを聞いた時は、自分のことのような感じはしなくて、喜びというより不思議な感じでしたね。体が宙に浮いている感じがして、今日のイベントを終えて思うことは、自分は雲に乗ってて、他は青空が広がってて、快晴なんですけど自分だけ雲のうえでフワフワ乗ってるみたいな、そんな幸せな気持ちです」と、独特の感性で表現し、「元々ファンの方に何かメッセージが伝えられたらなと、アイドルという職業が好きだったので、この職業についたからには、元気を与えたりとか、夢を与えたりしたいと思っていて。そのツールの一つとして小説という道を辿らせていただきました。学生さんに普段何かを伝える機会が少なくて、そういう方に何か届けられたんじゃないかなってこのランキングを見て思えたので、すごく嬉しいです」と感想を述べた。

 20万部を突破したことについてメンバーの反応は「生田絵梨花ちゃんが、『実写化したら絶対出して。スケジュール空けてあるから』とずっと言ってくれて、そんな予定はないんですけど、嬉しいなっていう、そのイジリとか愛くるしいですね」と嬉しそうに語る。さらに、「実写化する時に、本当にアイドルを目指している子が東(主人公)になったら面白いなというのはあるので、オーディションとかして、ギラギラした目みたいなものを実際に見れたらなっていう夢は自分の中で膨らんでます」とも明かした。

 そして、高山の次の夢については「アイドルになれる人生だとは思ってなかったので、ダンスや歌の基礎的な部分をちゃんとやっておけば良かった思うんですね。遅いかもしれないですけど、ダンスを頑張ろうって思っています。やっぱりアイドルの活動っていつかは終わりが来てしまう。今置かれている環境はすごくありがたいと思うので、筋肉をつけて、パフォーマンスをして、自分が思い描いたアイドル像を自分でも表現できたらなと思います」と語り、小説家としてだけではなく、本業のアイドルとしても実にストイックな考えを持っている一面を垣間見せた。

(取材・文=本 手)

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