ノルウェー出身DJデュオ Seeb、「Free to Go」MV公開 日本の手書きアニメ取り入れた映像に
ノルウェー出身のDJデュオ・Seeb(シーブ)が、新曲「Free to Go」のミュージックビデオを公開した。
同曲は、Coldplayやテイラー・スウィフトなど、著名アーティストのリミックスを手がけてきたSeebと、同じくノルウェー出身で幻想的なサウンドと透明感あふれるボーカルが特徴のインディーポップバンド、Highasakiteとのコラボレーションによるもの。MVは日本と海外に拠点を持つ映像制作会社イアリン・ジャパンが手がけており、日本の手書きアニメを取り入れたいというアーティストの強い意向により実現した。
同作では手書きアニメと3DCGの手法が掛け合わされており、手書きアニメの部分は日本が制作。それを元にロンドン、チェコのスタジオで3DCGが書き加えられ、Seebが楽曲に対してイメージしていたSF、ダークファンタジー、サイバーパンクといった要素が取り入れられている。Seebは「Free to Go」のサウンドから日本のSFアニメをイメージしたといい、士郎政宗や『AKIRA』の影響が大きいとのこと。「日本アニメは僕たちの人生においてとても意味のある物で、こんな機会をずっと待ち望んでいたんだ」と語っている。
Seeb コメント
「Free to Go」のヴィジュアル・イメージは、楽曲制作当初からかなり強くあったんだ。絶望と希望の両方が詰まった未来で、ダークかつ解放感のあるサウンドをイメージしたとき、日本のSFアニメが脳裏によぎったんだ。それは士郎政宗(攻殻機動隊の作者)の描く世界から、AKIRAや銀色の髪のアギトといったようなアニメ映画までね。日本アニメは僕たちの人生においてとても意味のある物で、こんな機会をずっと待ち望んでいたんだ。
■リリース情報
「Free To Go」
配信:4月12日(金)
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