新しい地図が教えてくれる新しい時代の生き方 YouTuber 草なぎ剛の近況報告を見て

「オープニングから感激されて、号泣している方もいて。わざと照れ隠しで“今日は花粉が舞ってるから、泣いている方が会場多いですね”なんてジョークで言ってるんですけど。でもね、本当はわかってますから。ね、感動的なステージということで」

新しい地図「#SINGING」

 3月27日、草なぎ剛がYouTubeに『【近況報告】新しい地図から1年半で思うこと【仲間とミーティング開催!】』と題した動画をアップした。草なぎが、稲垣吾郎、香取慎吾と共に新しい地図をスタートさせて、およそ1年半。映画や舞台、CMなど、精力的に活躍してきた3人。SNSや、インターネットテレビでのレギュラーバラエティ、香取の個展など、新しい世界に飛び込んだからこそ見ることができた風景もたくさんあった。「ゼロになる覚悟だった」「必死です」と言いながらも、その忙しそうな姿を安心して見届けられたのは、何よりも彼らがいい顔をしていたからだ。

【近況報告】新しい地図から1年半で思うこと【仲間とミーティング開催!】

 そんな彼らが満を持して、応援してくれるNAKAMAと直接会える機会を実現させた。2月、東京からスタートした『NAKAMA to MEETING』。東京・武蔵野の森スポーツプラザメインアリーナに集まった8000人を前にしたときの感想を、草なぎは「ちょっと今までやってきたコンサートを自分の中で思い起こすような場面もあったりとか、見ている人の中にもそういう気持ちがあったりとかして……うーん、そうですね、なんかグッとくるものがありますね」と、胸がいっぱいな様子で振り返る。

 歌って、踊って、トークして……これまで培ってきたものを思い起こさせるコンサートの要素もありながら、観客が自由に撮影してSNSにアップすることができる「SNSタイム」を設けるなど、新しい取り組みも。ちなみに、毎公演のSNSタイムで衣装を変えているのは、稲垣のアイデアだそうだ。思い返せば、彼らを自スマホで自由に撮影することなど、1年半前には考えられないことだった。それまで「当たり前」だと思っていたことを、いったん取っ払ってしまうドキドキ。そして新しい「当たり前」を作っていくワクワク。もちろん、これまでの「当たり前」のリスペクトも忘れない。目指すのは、より気持ちのいい方向へ。

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