平成30年間のヒットドラマ、もっとも多く主題歌を務めたアーティストは? 上位150作を調査

平成のドラマ主題歌を多く務めたのは誰?

 今回はさらに上位にランクインした中で、特に担当したドラマの平均視聴率が高かったアーティストを調べてみた。

1位 CHAGE and ASKA 30.03%
2位 宇多田ヒカル 27.93%
3位 サザンオールスターズ 26.63%
4位 DREAMS COME TRUE 26.28%
5位 中島みゆき 25.68%

 1位は『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系・1991年)、『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系・1993年)などの主題歌を務めたCHAGE and ASKA。こちらも残念ながら現在活動休止となっているが、まさに平成を代表するポップスグループのひとつだったと言えるだろう。

 また、2位は松嶋菜々子、滝沢秀明W主演ドラマ『魔女の条件』(TBS系・1999年)の主題歌で名を馳せた宇多田ヒカル。『魔女の条件』以外にも木村拓哉主演『HERO』第1期(フジテレビ系・2001年)など数多くのヒットドラマの主題歌を歌っていた。

 そして宇多田ヒカルに続いて、高い平均視聴率を獲得して3位につけたのがサザンオールスターズだ。『ずっとあなたが好きだった』(TBS系・1992年)『透明人間』(日本テレビ系・1996年)など、90年代に一世を風靡したドラマでのタイアップが多かったのが印象的だ。

 時代とともにリアルタイム視聴だけでなく、録画や配信などでの“追っかけ再生”も増えているため、一概に「視聴率が高い=人気」とは言えない時代になりつつあるが、今年4月30日で終わりをむかえる平成を思い返すときの参考になれば幸いである。

■まいしろ
社会の荒波から逃げ回ってる意識低めのエンタメ系マーケターです。音楽の分析記事・エンタメ業界のことをよく書きます。
Twitter
note

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「音楽シーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる