細野晴臣と安部勇磨が語り合った『HOCHONO HOUSE』の魅力「宝物を開けた感覚でした」
番組後半では、細野のデビュー50周年について言及……と思いきや、なぜか細野の幼少期の話へ。「みんなは野球をやってたけど、僕は見てただけ。チームプレーが好きじゃない。キャッチボールは好きだったんだけど」「一人遊びが好きだったよ。崖から飛んだり。『少年ケニア』が大流行していて、そのマネをしてたんだけど」という話で盛り上がり、「細野さんの音楽のフィジカル感、筋肉が動いている感じは、そこから来てるのかも(笑)」と安部も嬉しそうにトークを展開した。
最後はnever young beachの新作『STORY』の楽曲を聴き、細野に「ちょっと大人になってきた」「素直で素朴で“はっぴいえんど”みたい」と言われた安部は「嬉しいです!」と大感激。
ラジオ収録の後、安部は「野暮かもしれないけど、聞きたいことどんどん聞こうと思って。マイクの距離とか使ってる機材とか。ラジオを聞いていてわからないことがあれば、調べてもらえれば」と話し、細野も「そうだよね。ふだん聞かれないことが多かったから、おもしろかった」とコメント。30才以上離れた細野、安部の音楽的なつながりが感じられる貴重なプログラムとなった。
■森朋之
音楽ライター。J-POPを中心に幅広いジャンルでインタビュー、執筆を行っている。主な寄稿先に『Real Sound』『音楽ナタリー』『オリコン』『Mikiki』など。
■リリース情報
『HOCHONO HOUSE』
発売:2019年3月6日(水)
価格:¥3,000(税抜)
<収録曲>
1. 相合傘~Broken Radio Version~
2. 薔薇と野獣
3. 恋は桃色
4. 住所不定無職低収入
5. 福は内 鬼は外
6. パーティー
7. 冬越え
8. 終りの季節
9. CHOO CHOO ガタゴト・アメリカ編
10. 僕は一寸・夏編
11. ろっかばいまいべいびい
■ライブ情報
『Circle’19』
5月19日(日)福岡・海の中道海浜公園
『Haruomi Hosono Concerts In Us』
5月28日(火)Gramercy Theatre, New York, NY
5月29日(水)Gramercy Theatre, New York, NY
6月3日(月)Mayan Theater, Los Angeles, CA