香取慎吾、『NIPPON初個展』への思い明かす「僕のアートには“僕”が詰まっている」

 香取慎吾が3月14日、客席回転劇場・IHIステージアラウンド東京にて、『サントリー オールフリー presents BOUM ! BOUM ! BOUM ! 香取慎吾NIPPON初個展』のプレスプレビューを行なった。

 これは、2018年9月にフランス・パリのルーヴル美術館地下「カルーセル・デュ・ルーヴル」にて開催された『NAKAMA des ARTS』展で発表した100点を超えるペインティング作品の凱旋展示に多数の新規作品を加えた、香取にとって国内初となるアート作品展。360度回転劇場での体感・体験型インスタレーション作品群となっており、3月15日から6月16日までの全88日間にわたり開催される。

 実際に今回のアート作品展でも上映されるオープニング映像後(これは本当にスゴイです!)、ステージに登場した香取は「いよいよこのときが来ました。すごくドキドキ、BOUM! BOUM! しています」とはにかむ。「昨日の夜中まで、この劇場で絵を描き続けていまして、ほぼ完成しました。6月まであるので、時間があるときにはここに来て、ちょっとずつ絵を描いてプラスしていこうかなと思ってます。変化して行くのもいいんじゃないかなと」と開催中も随時作品と共に、作品を描いている香取の姿を収めた映像の展示も増えていく予定だと明かす。

 また「個展をやるのが夢だったのですが、まさかこんなに早く、こんなに大きな劇場でやることになるとは……。本当にたくさんの方のお力添えで(開催することができました)。みなさんに感謝しています」と感慨深げに感謝を伝えた香取は、「一人の男の夢が叶う瞬間を見てもらいたいです」と熱く語りつつ、自身の発言に「カッコイイ……」と呟き、会場を笑いで包み込んだ。

 オープニング映像に関しては、「映像ディレクターの児玉(裕一)さんに作っていただきました。素晴らしいプレゼンをしていただき、『もうちょっとハチャメチャにしたい』って僕がいう前に児玉さんがちょっと行きすぎてて(笑)。あれでも少し抑えたつもりなんですけど、いい感じにやりたいこと全部詰まってます」と説明。続けて、「自分の絵を見てもらうまでの導入として、気持ちをあげてもらいたいと言うか、ステージの幕が開く前のオープニングムービーですね。これは僕が今までコンサートやライブでやって来たことと同じで、みなさんの気持ちを最高潮まであげて、そこから絵を見てもらいたかった。『ここなんだったんだろう? 体験したことがない場所だったね。楽しかったな!』って言ってもらえるようにはなってると思うので、ぜひ来てもらいたいです」と自信を覗かせた。

関連記事