香取慎吾&草なぎ剛のストーリーは続いていく 『JUNON』対談が映す“しんつよ”コンビの尊さ
「草なぎ剛を知ってる世界選手権の1位になれる」
「香取慎吾っていう存在自体が好き」
香取慎吾と草なぎ剛が雑誌『JUNON』8月号に登場し、友情を確かめる対談を繰り広げた。好きなものが重なったり、全く違う感性を認め合ったり……。ふたりがパーソナリティを務めるラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)が、誌面で展開されているような気分になる飾らないやりとり。“ベストフレンド”という言葉が幻想ではないことを教えてくれる尊さが、“しんつよ”にはある。
多くのモノを整理して所有する香取に対して、管理できないからと潔く捨てる草なぎ。健康に気をくばって料理をする草なぎに対して、カレー、ハンバーグ、コロッケと外食続きな香取。全く違うところもあれば、ふたりともファッションが好きという共通点もある。かと思えば、デニム好きな草なぎに対して、デニムをあまりはかない香取。ふたりの会話は、一見噛み合わない平行線のようで、二重らせんのように絡み合う。
ずっと飽きずに一緒にいられるのはそうした違いを楽しめる間柄だ。主張はするけれど、押し付けない。自分も相手も“そういう人”だと受け入れる柔らかさ。自分にないものを持つ人だから尊敬できる。相手にないものを持つ自分だから面白い。異なる視点に一緒にいる意味を見出す。すべてをさらけ出せるのは、その安心感があるからだろう。
これまでも、ふたりで一緒にいるラジオではもちろんのこと、それぞれで出演したバラエティのフリートークでも、彼らが語るプライベートにはごくごく自然な形でお互いの存在があった。誕生日にはプレゼントを贈り合い、気に入らなければ「そっちのミスだよね」と笑い、趣味の合うものは「いいじゃん」と遠慮なくもらう。まるで一緒に育った兄弟のようでもあり、一緒にいるのが当たり前になった夫婦のようなのだ。