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ジャニーズWESTこそ現代に求められるアイドルグループ? “ホメチギリ”ポイントから考える

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 せっかくなので、「ホメチギリスト」を歌うジャニーズWEST自身も褒めちぎりたい。重岡の最大の魅力は、その天真爛漫さ。屈託のない笑顔に加えて思考回路の瞬発力があり、どんな振りにも愛嬌たっぷりに返すことができる。先日ゲスト出演した『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)では、宮田俊哉が「いつも俺がムダに絡んでも、重岡だけは丁寧に返してくれるんだよ」と嬉しそうに話していたことからも、重岡の愛され力が伝わってくる。一方で、重岡自身もメンバーにしつこく絡んでいく面があり、ファンの間では「ウザ岡」との愛称が浸透しているほど。いつまでも少年らしい心を持ちながら、いざ演技となるとこちらの涙を誘う繊細な表情で魅了する。親しみやすさの中に、表現者としての才能がチラリと見えるのだ。「なんて素敵な人!」と思ったら、次の瞬間「ウザ岡が出た!」と、翻弄してくる重岡。その掘れば掘るほど湧き出てくる魅力を一度知ったら、ハマって抜け出せなくなるので要注意だ。

 そんな重岡とドラマ『宇宙を駆けるよだか』(Netflix)でW主演を務め、その高い演技力で注目を集めたのが神山智洋だ。もともとダンスが得意な神山。だが、そんな自分に甘んじることなく、演技にアクロバット、楽器、語学、さらには重機の操縦免許取得も……と、次々にスキルを磨くMr.努力家だ。マメな性格は少年時代から変わらないようで、30個近くもらったバレンタインデーのお返しに、手作りのクッキーを贈ったというエピソードも語られている。みんなから「おかん」と呼ばれるほど、細かな部分まで気を使える謙虚な性格の持ち主でありながら、ファッション、ラップでは大胆な一面も披露。ライブではレベルの高いモノマネで会場を沸かせることも。その多才さには、これからも何度でも驚かされるはずだ。

 セレブ生まれの中間淳太は、美しい外見に加えて、博識で、品があって……と、エリートアイドルにふさわしいスペックの持ち主。だが、運動オンチという弱点を、むしろ“おいしい”と言わんばかりにアピールしてくるところが愛らしい。個性の強いメンバーの中で、常識人のポジションを守りつつ、「年が明けて、最初に会った人は福沢諭吉」など、求められるセレブキャラはしっかりと果たす。金持ち自慢をしているにも関わらず、嫌味がないどころか、むしろ健気に見えるから不思議だ。また、ときどき「オランウータンの交尾は3時間」と懇切丁寧に解説してみせるなど、メンバーの期待に応えた結果、せっかくのインテリキャラが、ちょっぴり違った方向に突き抜けてしまうところも、中間らしくて微笑ましい。

 そして、動物&子ども好きで愛情深い桐山照史は、メンバーの自由奔放なトークをまとめる頼れる存在。ラジオ『bayじゃないか』(bayfm)では、リスナーからの子育ての相談に説得力のある見事な回答を示したことも。まっすぐで正義感も強く、仲間を守ろうとするガキ大将な雰囲気は、まるで歌のうまいリアルジャイアンなのだが、メンバーや先輩ジャニーズからイジられる隙も持ち合わせているのがニクイところ。以前、『ミュージックステーション』で共演した嵐の二宮和也からも、ジャニーズWESTの着ていたド派手な衣装で盛り上がっていたところ「いや、お前なんでそんなブスなの?」と愛あるイジりをされ、「俺もなんか“顔は関係ねーわ”ってタメ口でツッコんだもん」と、大笑いしながら報告。器の広さは、ジャニーズWESTの大黒柱とも言える。

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