中居正広、2019年は“神様ポイント”で幸運期が訪れるか? 家族のような愛車にまつわる話を聞いて

 『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)1月12日放送回の中居正広は、ひどく落ち込んでいた。実は、“次女”が全治1カ月の入院をしたというのだ。いや、中居に娘がいたという暴露話ではなく、中居が家族と思うほど大事にしている愛車の話である。ちなみに“長女”とは、バラエティ番組でもたびたび話題にのぼる、13〜14年乗っていたというシーマのことだろう。「長女は出てっちゃったけど……」と、ちょっぴり恋しそうに話す中居パパっぷりにも頬が緩む。

 「へこむ……へこんだなぁ〜……やー、やっちゃいましたね。車こすっちゃったんですよ」と重い口を開き、なぜ次女が入院をすることになったのかを語り始める中居。長女こと車高の低いシーマに乗っていたこともあり、運転テクニックには自信があったため、これまで車をこすることなどなかったのだと続ける。さらに外装も車内も自分で手入れをしながら、キレイに乗り続けていることも強調。そんな大事にしてきた、まるで箱入り娘のような愛車を傷つけてしまったという罪悪感から、「やー、へこんだなぁ」と度々思い出し落ち込みをしてしまい、なかなか本題に入りきれない中居だった。

 ことのあらましは、昨年末にゴルフ場へ出かけた際、中居が駐車場に埋め込まれた針金に気づかず進み、ガリガリと巻き込んでしまったということだった。この針金は、ゴルフ場がガレージを設置しようと、基礎となる土台を埋め込んでいたもの。停めたときに認識したにも関わらず、出庫する際にはすっかり忘れて徐行をしてしまい、針金が愛車に刺さってしまったのだ。「ガガガガガガガガガッて、なったから、ヤベェ! と思って」と、臨場感たっぷりに伝える中居の声色から、そのときの焦りや悔しさがひしひしと伝わってくる。

 さらに、「アニキ、どうしたの?」と地元の後輩も登場。中居を慕う後輩たちは、JAFが来るのを待ってくれるというのだが、到着するのがまさかの数時間後……と、困った事態に拍車がかかる。それでも「待つ」と言ってくれる優しい後輩に「じゃ、今度なんかジュースおごるわ、つって」と、微笑ましいやりとりもありながら、なんとか保険会社が手配したレッカーが到着。

 しかし、基礎として埋め込まれていた針金だけに、容易に動かすことができない。車体を上げるために、板を挟んだり、ハンドルを切り返したり……と、1時間以上も試行錯誤を繰り返すことに。「ゴルフ場の人も5時で終わりなのに、7時までかかっちゃって。なんかレッカーの人も薄着だし、下を掘りながら、腰のところもシャツ入れてないのか、背中出ちゃってるのよ。“君、寒くないの?”って。でも、一生懸命やってくれて」と、全方位的に申し訳ない気持ちでいっぱいになる中居。

 何よりも愛車に「なんか、かわいそうでさ。結構、大きな手術になると思うよ。横っ腹、1回全部とるんじゃないの? 横っ腹の肉を全部取って、移植するんじゃない?」と心を痛める。もはや“修理”ではなく“手術”、”パーツ”ではなく“肉”と表現するほど。「僕にとって、車は生き物なんですよ。いやいや、家族なんです……ククク」と笑い、気に入ったのか「もう、車って家族なんですよ」とキメてみせる中居に、同情しつつも笑ってしまった。

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