乃木坂46 齋藤飛鳥、グループ7年間の歩みに驚愕「何を見ても『すげー!』しか出てこなかった」
乃木坂46の企画展『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』が、1月11日よりソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催される。1月10日にメディア向けの内覧会が行われ、囲み会見にはメンバーの齋藤飛鳥、堀未央奈、与田祐希が登場した。
本展は乃木坂46のジャケット写真やアザーカット、MVのプロップス、実際に着用した衣装やアイデアスケッチなど、未公開のアートワークを含め多数展示。作品の制作過程のリサーチを徹底的に行い、その結果発掘された9万6614点のうち、搬入可能な約9万5000点をミュージアム内に移動し、「だいたいぜんぶ展」と称している。代表的なものは常に展示されているが、映像や衣装に関しては会期中に展示替えを行う予定があるとのこと。
一足先に展示を見て歩いたメンバー3人。代表して齋藤は「なめてたなって(笑)。本当に細かいこだわりがたくさん感じられて、全く時間が足りなかった。何を見ても『すげー!』しか出てこなかったから、誰が見ても満足できると思います」と語り、約9万点にも及ぶ量の展示物に圧倒されたようだ。
グループの7年間の歴史が詰まった展示を見た堀は、「加入する前の乃木坂46のMVや衣装、ジャケ写がどのように作られていたのかは実際に見ていなかったので、そういった歴史を知れたことでより乃木坂46の良さや、先輩が作り上げてきたものを感じ取ることができました」と2期生としての視点からコメントし、3期生の与田も「2016年に加入して、それ以前の知らなかった写真、映像などを見ることができて楽しかったです。何年後かにこのような展示会があったとしたら、私も先輩方みたいに歴史を刻む存在になれていたらいいなと思いました」とセンターやフロントを飾ってきた先輩メンバーが改めて立派に映ったようだ。
一方の1期生の齋藤は、「忘れっぽいんだなというのを、今日反省して。『ぐるぐるカーテン』(デビューシングル)からたくさん展示されているんですけど、ここにいたはずなのに何一つ覚えてなくて(笑)。『こんなに忘却が激しいんだ、私……』と思ってすごく反省をしたので、今後はひとつひとつをちゃんと胸に刻んで、記憶にも、記録にも残していきたいなと思いました」とはにかみながら答えた。
お気に入りの展示を聞かれた堀は「客観的に見る機会はない」という理由で衣装展示を挙げ、齋藤は『気づいたら片想い』のジャケット一枚一枚を繋げた映像が流れるCDジャケットの展示、与田は衣装展示の中でもグループ加入前に観ていた2015年に『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で披露した「今、話したい誰かがいる」の衣装を挙げ、「その時の映像が蘇ってきました」と感慨深そうに話した。
オススメのグッズには、堀がジャケット写真をモチーフにしたマグネット、与田は「帰り道は遠回りしたくなる」MVで西野七瀬が描いたキャラクター“どいやさん”がデザインされたTシャツを紹介。齋藤は展示会のコンセプトである“倉庫”を感じられることから、レジャーシートと軍手をチョイス。「暖かくなったら一人ピクニックをすることがあるので。レジャーシートを使って、(軍手では)お芋掘りとかしたい」と理由を述べた。