世武裕子、吉田一郎、ちゃんMARI……音の求道者が集うTK from 凛として時雨のサポートメンバー

 昨年11月にニューシングル『katharsis』を発表し、ACIDMANをゲストに迎えた主催イベント『error for 0 vol.4』を東阪で開催したTK from 凛として時雨。このライブにはサポートメンバーとして、ベースに吉田一郎、ピアノに世武裕子が初めて参加し、新編成での活動をスタートさせた。そこで、これまで数多くのミュージシャンが参加してきたTK from 凛として時雨のサポートメンバーの変遷を振り返ってみたい。

TK from 凛として時雨『katharsis』(通常盤)

 フォトブック+DVDという変則的なパッケージングの『film A moment』(2011年リリース)でスタートしたTKのソロキャリア。その全貌が初めて明るみになったのは、2012年発表の1stアルバム『flowering』であった。345とピエール中野とともに、あくまで3ピースとしての高みを目指す凛として時雨に対し、ピアノやストリングスを交えての、より自由度の高い編成を特徴とし、狂騒的な激しさはそのままに、より壮麗な世界観を展開。

 『flowering』から現在に至るまで、一貫してドラマーを務め、TKのソロ活動に欠かせない存在となっているのがBOBOである。古くは54-71のメンバーとして、3点のみを使った異色のプレイスタイルが話題を呼んだが、現在ではフジファブリックやMIYAVIなどをサポートし、ドラマーとしての確固たるポジションを確立。TKのソロにおいても、激しさと繊細さを兼ね備えたプレイによって、その世界観を下支えしている。

 一方、ベースはこれまで複数のメンバーが参加。『flowering』から参加の日向秀和(ストレイテナー、Nothing’s Carved In Stoneなど)、2014年発表の2ndアルバム『Fantastic Magic』から参加の山口寛雄、2016年発表の3rdアルバム『white noise』から参加のTOKIE(unkie、LOSALIOSなど)と、それぞれ幅広いフィールドで活躍する手練れたちが並び、BOBOとのコンビで強力なリズムセクションを構築してきた。

 また、凛として時雨との差異という意味でも重要なピアノは平井真美子、大古晴菜、鎌野愛、ヴァイオリンには佐藤帆乃佳、須原杏、雨宮麻未子、チェロには橋本歩、村中俊之らが参加し、クラシカルな世界観をバックアップしている。

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