中居正広、Kis-My-Ft2との関係性に変化? 師弟から腹を割って話せる兄弟へ

 「俺、ずっとキスマイに言いたかったことがあるんですけど」と切り出した中居は、「“中居さん”の、最初の“な”を濁して言うことがあるんですよ。ちゃんと“なかいさん”って言ってくれればいいんだけれども、“(な)かいさん”、“かいさん”って……ま、僕、敏感な時期だったんですか? たとえば、二階堂が“かいさん、すごいっすよ~”とか。あ、まあ……すごいよなって。返せなかった時期があったのを覚えてる。“かいさん、ヤバイっすよ〜”とか! ちゃんと“な”言ってね。頼むね、そこね!」と、自らデリケートな話題に切り込んで笑いを誘った。

 SMAPの曲や、“かいさん”トークを、こんなふうにカラッと明るく男子ノリの延長で話せるのは、Kis-My-Ft2との長い時間をかけて築いてきた関係性があればこそ。そして12月31日放送の『CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ2018→2019』(TBS系)では、宮田俊哉にラジオで話した「下の毛」の話題を再び降ってみせたり、千賀健永の居住エリアを暴露したりと、ギリギリを攻めたイジりを披露。

 そんな中居の無茶振りに食らいつく形で舞祭組はバラエティ力をつけ、また北山は中居の背中を追うようにMC力を高め、そして藤ヶ谷太輔や玉森らは普段はなかなか見せないドギマギする姿をファンに届けることができている。また、彼らを引っ張っていく一方で、中居もどこかで自分自身が解放されるような感覚があるように思う。お互いの愛情交換が見える緩急のついた、中居とKis-My-Ft2ならではのワチャワチャを、2019年も楽しみにしている。

(文=佐藤結衣)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる