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kolme、革新的楽曲が“コアな音楽リスナー”の心を掴む理由 各メンバーの個性や最新曲から解説

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 3人組ユニット、kolme(コールミー)の音楽的革新が止まらない。現在22歳の彼女たちが生み出す世界標準なコンテンポラリーR&Bである「Why not me」や、スウィングする進化系ジャジーなアッパーチューン「The liar」、「Tie me down」が解き放つ高揚感。まさに“自作自演、最先端を追求する楽曲派ダンスミュージック”が注目を集めている。

ストリーミング新時代の音楽ファンや海外リスナーから発見される

kolme

 きっかけは2018年初夏、J-WAVEの人気番組『TOKIO HOT100』での「Hello No Buddy」のオンエアだった。その後、ベスト盤的なプレイリストアルバム『Please callme! -20152018-』が7月にリリースされ話題に。SNSでの盛り上がりを可視化するSpotify『バイラルトップ50(日本)』チャートへ2週間以上にわたって2曲同時ランクインしたのだ。同時期、フランスのカルチャーフェス『Japan Expo』に出演し、4,000人を前にした堂々としたステージも高評価を受けることになった。もともと、ガールポップシーンでは卓越した個性から注目を集めていた彼女たちだったが、ジャンルにとらわれない新時代の音楽ファンや海外リスナーへ発見されはじめたのだ。(参考過去記事:callme、“楽曲派”アイドルが打ち出す良質な音楽 サブスク時代にふさわしい新アルバムを解説

現在、都内某所に存在するkolmeハウスで3人は共同生活

 kolmeは、宮城県仙台市発のガールズグループ・Dorothy Little Happyから派生して誕生した経緯を持つ(2015年にkolmeメンバー3人は卒業)。callme(2018年10月にkolmeへ改名)としては“セルフプロデュース”、“海外戦略”、“ダンスミュージック”をテーマに掲げ、都内某所で共同生活するkolmeハウスを中心に3人は活動を続けている。

 デビューから4年、詞曲やダンスを自らクリエイトし、kolmeならではの音楽スタイルを築きあげてきた。2018年秋、たどり着いたオリジナリティの成果として、3カ月連続で革新的な新曲「Why not me」(10月)、「The liar」(11月)、「Tie me down」(12月)を配信した。これらのオリジナル曲は、6週連続でSpotify公式プレイリストにリストインし、フォロワー30万人の『State of Jazz』、先出の『バイラルトップ50(日本)』や、自身初となるApple Musicの『今週の注目トラック』、YouTube Musicの『注目の新人ホットリスト』にもランクインしている。

個性的な3人それぞれのプロフィールとクリエイティヴな才能

 楽曲制作は、MIMORI(Mimori Tominaga)がDTMを駆使して、サウンドプロデューサーRumbとコライトして制作。MIMORIは、レコーディングではディレクションも担当し、SNSではプロ級のイラストを手がけるなど才能を発揮。キュートなルックスながら、ライブMCでもよくネタにしている通り“22年間、彼氏ができたことがない”という“人見知りギークっぷり”をのぞかせる。しかし、ステージ上ではファニーな面を垣間見せるキャラクターが人気だ。

 作詞はメンバー3人が担当。中でも、ダンスの振り付けを担当するKOUMI(Koumi Hayasaka)の成長は、kolmeの革新性を加速させている。トロイ・シヴァンをフェイバリットアーティストに掲げ、ユニットでの楽曲構成にラップを導入したチェンジメーカーだ。自他共に認める“(音よりの)パリピ風”要素を持ち、恋愛体験をテーマにした歌詞を得意とするなど、時には鋭く、優しさを兼ね備えたアッパーさが魅力なあっけらかんとしたキャラクターが人気だ。

 kolmeの魅力は、パートごとに絶妙に振り分けられたボーカル構成力にある。中でも、メインボーカルを担当するRUUNA(Ruuna Akimoto)の刹那ポップな歌声は武器だ。リーダーであり、メンバーをまとめ上げる卓越したコミュニケーション力によってユニットを牽引する。歌詞も手がけ、真っ正直でピュアポップな世界観が魅力であるが、ステージ上では常にメンバーから突っ込まれる存在であり、ユーモアに溢れ、そこから生まれる笑顔が人気だ。

 そんなメンバーそれぞれのキャラクターを可視化されたMVが3本、12月23日に東京・ヤマハ銀座スタジオで開催されたワンマンライブ『Ultra kolme Merry X’mas』で一部先行公開された。本映像をプロデュースしたのは先鋭的な次世代カルチャーを創出する話題のチーム、luteだ。MIMORIによるギークな制作風景、パリピ感溢れるKOUMI、リーダーならではの悩みを抱えるRUUNAなど、3人それぞれ主演となる映像に仕上がった。そして、3つの映像が入り混じりひとつの世界観を描き出した。三位一体という、MVの新しいあり方を提唱している。2019年早々にはYouTubeにて公開されるそうなので注目したい。

Yahoo!ビッグデータが認めるポテンシャルの高さ

 先日発表された『Yahoo!検索大賞2018の特別企画』として公開されたYahoo!検索トレンドマップ「ミュージシャン部門」のポテンシャルエリアにもkolmeはピックアップされている。Yahoo!のビッグデータ的に、2019年伸びそうな逸材だと評価されていることに注目度がより高まっていく。(参考:Yahoo!検索トレンドマップ

 さらにSpotifyやApple Music、LINE MUSICなど各種配信サービスに、リミックス曲を頻繁にリリースしていることも話題だ。日本を代表するポップマエストロのDE DE MOUSE、EDMシーンで北米でも活躍するAiobahn、アソビシステム所属が発表され話題のYunomi、DAOKOの新作アルバム『私的旅行』に神山羊として参加する有機酸、気鋭の女性音楽プロデューサーChocoholicなどによる、感度の高いコアな音楽ファンを魅了する配信リミックス曲が続々と配信されている。

 なお、kolmeのオフィシャルページには、YouTubeクリエイターのあさぎーにょをはじめ、大谷ノブ彦(DJダイノジ)、ヴィレッジヴァンガード下北沢店バイヤー金田謙太郎、デジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ、ブロガーのレジー、イントロマエストロの藤田太郎、ラジオMCの奥浜レイラなど、様々なクリエイターやジャーナリストからのコメントも到着している。

1月30日、2年半ぶり3rdアルバム『Hello kolme』をリリース

 2019年1月19日には2年半ぶりとなる3rdアルバム『Hello kolme』をリリースする。kolmeとして表現したい、世界標準の先鋭的な音楽性の提案。ジャジーかつ最旬R&Bテイストを醸し出す、刹那ポップな世界観を駆使した2019年のスタートダッシュを切るポップアルバムの完成だ。なお、本作ではまだ情報解禁前だが外部クリエイターを迎え、楽曲コライトへもチャレンジしている。より世界観を広げていく“ガーリー”な新境地サウンドにも期待したい。

      

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