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22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』インタビュー

乃木坂46 秋元真夏×松村沙友理×井上小百合が語る、個々が持つグループ外の居場所と帰るべき場所

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 乃木坂46が11月14日に22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』をリリースする。草創期からグループにとって大きな役割を果たしてきた西野七瀬と若月佑美が参加するラストシングルであり、同時に3期生の選抜入り、フロントメンバー入りも目立つ今作は、乃木坂46の歩んできた足跡と未来への継承との双方を強く感じさせるものになっている。

 結成から7年が経過し、22枚のシングルを積み重ねてきた乃木坂46とは何を築いてきたグループなのか、そしてどのようにこの先のグループ像、アイドル像を見せてゆくのだろうか。それぞれに得意分野を開拓しながら乃木坂46を支える1期生の秋元真夏、井上小百合、松村沙友理の3人に掘り下げてもらった。(香月孝史)【最終ページにサイン入りチェキプレゼントあり】

「なーちゃんはアイドルが天職だった」(井上)

左から松村沙友理、秋元真夏、井上小百合

――表題曲「帰り道は遠回りしたくなる」を受け取ったときの印象を聞かせてください。

松村沙友理(以下、松村):人によってギャップがある曲だなと思いました。私はこの曲を初めて聴いたとき、めっちゃ共感できるって思ったんですよ。「そう、遠回りしたくなるよね」って。でも、そのとき一緒にいたいくちゃん(生田絵梨花)が、「え? 私、絶対遠回りしないんだけど」って(笑)。真夏も一緒にいたよね?

秋元真夏(以下、秋元):いたいた、言ってた。「私すぐ帰る」って(笑)。

松村:「全然共感できない」って(笑)。だから人によってギャップがあるというか、いろんな捉え方ができる曲なんだなって。それから、この曲を聴いてるとやっぱり、「なーちゃん(西野七瀬)がんばれ」っていう気持ちになるじゃないですか。でもなーちゃん本人は、「私はこれを楽しんでやってるんで」っていう感じがあって。私たちは寂しさを感じてやってるけれど、なーちゃんはすごく楽しさを感じてくれてる。そういう意味でも、ギャップがある曲だなと思います。

秋元:冬の曲でもあるので、もうちょっと落ち着いた、ゆったりしたバラードになるのかなと思ってたんですけど、結構明るめの曲調ですよね。でも歌詞は切なかったりするので、その差も面白いなと思います。卒業に限らず、別の道に行こうとしている人や迷っている人が元気をもらえるような、意志の強さが出ている歌詞ですし、外に出てみたらそこから先の道の方が輝いているかもしれないということが描かれてもいるので、元気がないときに聴きたい曲だなと思いました。

井上小百合(以下、井上):第一印象は、「エモいな」って思いました。いつしか今いるメンバーも全員、アイドルをやめる日が来る。だから、〈好きだった… この場所…〉という詞が乃木坂のことを歌っているように聴こえて。全員がここにいる時間ってもう二度とないから、毎回一瞬一瞬がすごく大事で。たぶん、10年後20年後にこの曲を聞いたら、「好きだったな」って自分も思うんだろうなと考えたら、今回の卒業メンバーの曲でもあるし、自分たちの曲でもあるなって思います。

――レコーディングで印象に残ったことは?

井上:曲の冒頭の〈好きだった… この場所…〉というフレーズだけ、一番最後に録ったんです。それ以外は曲の流れ通りにレコーディングしたんですけど、最初のこのフレーズだけ残しておいて、みんなで最後にそこだけ録って。だから、すごく気持ちがつまっているワンフレーズなんです。ただ卒業を見送るというのでなく、一人一人の思いがちゃんと込められた曲になるんじゃないかなと思ったりしています。あと今回の曲はハモリもあるんですけど、このハモりももう二度とないのかもとか考えてしまうので、それもあって「エモいな」と。

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――「帰り道は遠回りしたくなる」では西野七瀬さんがセンターを務めます。これまでグループの顔として立ち振る舞うことの多かった西野さんの姿をどのように見ていましたか?

秋元:常にセンターやフロントという大事なポジションを務めてきてくれて、その中で自分がこのグループを背負っているという意識や、内に秘めた強さみたいなものがすごくある人だなと思います。そんなにガツガツした感じではなくて控えめだけれど、心の中には芯の強さがあって、じっくり話してみると、「実はこうしたい」「センターとしてこういう風になったらいいなって思っている」という意識を持っていたりする。周りから見たときに言われるような、儚いイメージや守りたくなるイメージというのも持っているんですけど、その内側には強さがある子だなって思います。

井上:世間的には儚いイメージが強かったと思うんですけど、本人的には「自分はそんな儚くない」というようなことを言っていて、けっこう強い人だなと思いながらいつも見ていました。たぶんみんなが思ってるような人ではないんだけれど、でもやっぱりすごく“アイドル”だったなとも思うし。ダンスを間違えてるところもあまり見たことがないし、振りを覚えるのもすごく早いし。アイドルが天職だったのかなって、私は思ってました。

      

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