新しい地図の活動はすべてが線で繋がっているーー稲垣、草なぎ、香取起用のCMから考える
また、最近では香取&草なぎの“しんつよ“コンビが『アンファー スカルプD メディカルミノキ5』のCMで、シュールなミノキ兄弟を演じて大きな話題を呼んだ。「バカにされたっていい。心をこめて、心を打つ」とは新しい地図発足第1弾のムービーにあったセリフだが、まさにそのとおりのCMだ。
1年を振り返り「ウソみたいな偶然がいっぱいあるよね」と香取自身が感じているように、彼らの活動はいつも振り返るとすべてが線で繋がっている。そのドラマチックな展開が、企業CMにも単なるPRではなく、そのタイミングならではの特別な意味が吹き込まれる。それこそ必死に生きている人が放つ強烈なエネルギーが、CMを通じて伝わるのだ。「こうなると来年どうなっちゃうんだろ」(香取)とは、見ているこちらも同じ気持ち。次はどんなCMが作られるのか、ワクワクしながら待ちたいと思う。
(文=佐藤結衣/写真=(c)AbemaTV)