欅坂46に『HUNTER×HUNTER』冨樫義博が夢中 菅井友香の選ぶ“念能力にしてほしい楽曲”は?
欅坂46のキャプテン・菅井友香が、10月8日放送のラジオ番組『レコメン!』(文化放送)にて、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博に「念能力にしてほしい欅坂46の楽曲」をリクエストした。
「念能力」とは、『HUNTER×HUNTER』に登場する体から溢れ出す生命エネルギー「オーラ」を自在に使いこなす力のこと。『HUNTER×HUNTER』といえば、原作者の冨樫義博先生が大の欅坂46ファンとして有名だ。ジャンプの巻末コメントで「渋谷で『ガラスを割れ!』を購入」「曲はバグベア(※「サイレントマジョリティー」など手がけた音楽ユニット)がツボ」などと私的な感想&エピソードを綴るだけにとどまらず、作中に平手友梨奈のビジュアルをモチーフにしたと思しき念能力「サイレントマジョリティー」を登場させたり、欅坂46の1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』に収録されている1曲「猫の名前」を念能力の名称として拝借したりと、そのあまりにも熱心な啓蒙活動ぶりに、古くからの『HUNTER×HUNTER』読者は困惑を禁じ得なかった。
9月22日発売の『週刊少年ジャンプ』43号で5カ月半ぶりの連載再開を果たしてからも欅坂への熱は健在。いや、むしろ充電期間を経て加熱したのではないかと思うほど、欅坂ネタを立て続けに放り込んでいるのだ。たとえば、ナスビ=ホイコーローと面会して覚醒した第9王子・ハルケンブルグが矢を放つときにした構えは(本記事を読んでいるのはおそらく『HUNTER×HUNTER』に少なからず知識がある人と判断し、細かい説明は割愛)、4thシングル曲「不協和音」の振り付けと酷似。さらにジャンプ45号掲載の最新話における晩餐会のシーンでは、2ndシングルB面曲「語るなら未来を…」の振り付けを踊る踊り子たちの姿が垣間見られる。そして極めつけとしてこの最新号では、念能力「2人セゾン」が出現。しかも、「2人セゾン」の横に「キミガイナイ」(1stアルバムの収録曲)と送り仮名をつける徹底ぶりで、改めて欅坂への並々ならぬ傾倒ぶりを示していた。
そんな『HUNTER×HUNTER』最新話を読んだという菅井は、「『2人セゾン』ってやつにふり仮名で『キミガイナイ』ってカタカナで書いてあって、どっちも欅坂の曲の名前なんですよ。で、しかも、欅っぽい衣装を着ている女の子(能力の使用者・カチョウ)の絵が描いてあって! もう明らかにこれはメッセージだ! って思いました(笑)」と興奮気味に語った。