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THE ORAL CIGARETTES 山中拓也の発言に込められた意図 全国ワンマンツアー初日公演を見て

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 9月18日、THE ORAL CIGARETTES(以下、オーラル)の全国ワンマンツアー『Kisses and Kills Tour 2018』がZepp Tokyo公演よりスタートした。4thアルバム『Kisses and Kills』のリリースに伴う同ツアーは、ライブハウスシリーズとアリーナシリーズに分かれており、半年に及ぶ。

 ここ最近のオーラルといえば、フェスや大型イベントへの出演が続いていて、大会場で演奏する機会が多かった。その反動だろうか。この日の彼らは「アリーナでは絶対出ない雰囲気がある」と語りながら、あるいはアルバムタイトルに引っ掛け「“Kiss”の本来の意味は“同化する”らしい」という話をしながら、オーディエンスを積極的に煽っていた。また、山中拓也(Vo/Gt)が時にフロアに乗り出すようにして歌っていたり、あきらかにあきら(Ba/Cho)がコーラス用のマイクごと前方に移動してから演奏していたりと、メンバーはフロアからの熱気を直に浴びようとしているよう。そうして終盤では煽らずともシンガロングが発生。山中が「あはは、ホントバカだね!」と、飾らない言い方で喜びを伝えていた。

 今回のツアーはライブの構成および演出にあるテーマが設定されている。そのテーマ自体がライブの中核を担っているため詳述は控えるが、ここでは山中のMCでの発言を2つ取り上げながら、そこに込められた意図を掘り下げていきたい。

 まず1つ目は、『Kisses and Kills』収録曲には「人間の感情を大切にしましょう」と歌っている曲が多いのだという話。その喜怒哀楽を色濃く伝えるためか、かなり振れ幅の広い内容となっていた。途中、山中が思わず笑い出したあと、ポロッとこぼすように「楽しい」と言っていたことが印象に残っている。オーラルは東京でツアーの初日公演を行ったことが今までにも何度かあったが、そのたびに観てきた身としては、確かに、これまでで最も肩の力の抜けた初日だったように思う。激しい曲は激しく、柔らかな曲は柔らかく、完全に振り切ったようなパフォーマンスができていたのは、きっとそれゆえであろう。そこに初日特有の勢いが掛け合わさることにより、ステージもフロアも一緒になって、たがが外れたようなテンションになっていったのだ。

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山中拓也
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