KinKi Kidsはリアルな姿を楽しませてくれる いつも以上に自由な『どんなもんヤ!』放送回を聞いて

 KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)は、CDデビューする前から続く長寿番組だけに、ふたりの飾らないトークが大きな魅力。だが、9月3日には堂本光一が、9月10日には堂本剛が、それぞれいつも以上に自由な姿を披露したと話題になっている。

 以前の放送でも「世界でいちばんテンションの低いラジオの世界記録作れそう」と話していた光一だが、9月3日放送回は近年稀に見るローテンションボイス。“旦那が洗濯機のフタを開けずに上に洗濯物を乗せていてイラッとする”というお便りに「あのランドリーなんとかみたいな、カゴみたいなん置いたらいいんちゃいます? そこに汚れてるものは、洗いたいと思うものはここに入れろ、と。はい、解決」など、省エネモードで淡々と答えていく。

 また「ビーフorチキン?」に「バード!」と答えるなど、何かと天然エピソードの多いTOKIO 長瀬智也について“ほかにも面白い伝説はありますか?”というリクエストにも、「あー……開けたらいっぱいあると思うけどなぁ」と思い出そうとはするものの、「うん。今ちょっと、これって言われても、今ちょっとね、思いつきません」と断念。光一のトーク部分は正味10分ほどで終わってしまった。

 エピソードが思い出せなかったり、宛先の郵便番号や曲名をかんでしまったりと、フワフワしている理由を「日光浴びすぎて頭が回らへん、全然回らへん」と弁解した光一。この日の収録は哀川翔やカンニング竹山らと共にキャンプに繰り出した『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)のロケ後に行なわれたものだったのだろうか。いつもインドア派の光一が、「日なたダメですって」と言いながらも哀川のアクティブプランに汗だくになり、ゆりやんレトリィバァの刺激的なセクシーマーメイド姿にヘトヘトになっていた様子を思い浮かべれば、この日のテンションの低さも納得だ。

 一方、9月10日放送回の剛は、“電車や車に乗っているときに、窓の外を何かが一緒に走っている想像をしたことがある人が一定数いる”という話題に「あったかなぁ?」と近鉄電車に乗っているときの自分を思い返す。「奈良から難波とか上本町とか行くときに、いや、なんか、その菖蒲池から学園前、学園前から富雄みたいなところって、そういう想像が掻き立てられるような建造物がないというか。で、これまた石切のあたりにいくと、ちょっと開けてっちゃって……なんか鶴橋の手前くらいから布施とか、そのあたりから何かを走らせようと思ったら走らせられそうな気はするんですけど、鶴橋超えてからが、またちょっと走らせにくいっていうか……もしかして、してないかもこれ!」と、延々とローカルトークを披露。

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