BTS、TWICE、THE BOYZ、IZ…韓国音楽アワード『SOBA』に見る、2018年K-POPシーンの潮流
韓国では年末の賞レースに向けて早くも動き出している。8月30日には音源配信サイト・SORIBADAによる『2018 SORIBADA BEST K-MUSIC AWARDS』(略称:SOBA)が開催され、これが今年の賞レースのスタートとなり、2018年のK-POPの流れを感じさせる授賞式になった。
今回は、SOBAの受賞者を見ながら現在のK-POPの潮流について考察してみたいと思う。
大賞はBTS(防弾少年団)、音源大賞は2年連続TWICE
『2018 SORIBADA BEST K-MUSIC AWARDS』は韓国の主要音源配信サイト・SORIBADAによる音楽アワードだ。昨年2017年より開催され、今年で2回目となる。音源ストリーミングとダウンロード数、インターネット投票、運営委員団、専門委員団の各点数をもとに受賞者が選定される。
今年のSOBAの大賞は、やっぱりBTSだった。これはほとんどの視聴者が予想していたのではないだろうか。韓国アーティストで初めてビルボードを制したBTSなのだから、驚くこともない順当な受賞だろう。この受賞においてリーダのRMは「特別ではないと思っていた7人の少年を特別にしてくださったのは皆さんです。僕たちの存在で皆さんの一日が特別になったら嬉しいです」(参考:Newsen) とコメントをした。
音源大賞を受賞したのは去年に続き、TWICEだった。これも特に驚きもない予想通りの受賞だったのではないかと思う。現在ではどの楽曲を出しても大ヒットを出せるようになった彼女たちだが、すでにK-POP界においては“最強のガールズグループ”と言えるだろう。