3rdシングル『GO!!!』インタビュー
EBiSSHが語る、『GO!!!』で得た表現と成長の実感「魅せ方のバリエーションも増やしていけたら」
いろんな面を一度に知ってもらえるシングル
ーーTYPE-Bには、アゲアゲチューンの「エビパレ」を収録。
NAOYA:ライブでは「Let's EBiSSH!」の次に定番になっているくらいの曲です。これも格好つける感じではなくて、「さあ手を上げて!」って歌っているところから、一気にひとつになれるのですごく好きです。それが終わると、KOHKIのラップでクールに決めて……。
REI:雰囲気としては、ディスコをイメージしてもらえたらいいかなと。NAOYAが言ったみたいに振りを一緒にやるところもあるけど、それ以外のところは基本的に自由に体を揺らして楽しんでほしいです。
ーーボーカルはけっこうキーが高いんじゃないですか?
TETTA:「GO!!!」のほうが高いから、それに比べたらぜんぜんですよ。僕のイメージでは、ミラーボールが回ってる雰囲気があって、いつかミラーボールが回ってる空間で、照明を激しくした中で歌ってみたいです。
NAOYA:TETTAがスパンコールの衣裳を着て、回ってもいいんじゃない?
TETTA:それもやってみたいかも(笑)。
KOHKI:ミラーボール化したTETTAを中心に、みんなでワイワイ騒ぎながら楽しめる曲ですね(笑)。この曲はとにかく声を出してもらって、一緒になって踊るイメージでやりたいです。BAEBAEが楽しんでもらえるように、僕らもステージで楽しみながらパフォーマンスしています。
ーー一緒にやってほしい振り付けは?
NAOYA:この曲では、一緒に振りとコールをやってもらうところがあるので、振り付け講座動画もYouTubeに上げています。ライブの前には、必ず観てから来てほしいです。
ーーそしてTYPE-Cには、「CHANCE」を収録。
REI:これも春ツアーからやっている曲です。すごくソウルっぽくて、個人的には一番やりたかった曲調の曲なんです。中音をきれいに出すのも好きですね。全体的にリズムの取り方が苦戦するところなんですけど、それを完璧にやれるようになりたい。あと、アコースティックバージョンでやっても合いそうな曲だと思うので、いつかやってみたいです。デモを聴いた時から好きで、早くライブでやりたいと思ってて。そういう意味では、個人的に思い入れがあったので、今回収録できてすごくうれしいです。
TETTA:「HI・KA・RI」や「GO!!!」とは違って、より大人っぽいというか、めちゃめちゃオシャレな楽曲になっています。それだけに、自分たちの年齢には合わないんじゃないかって、デモを聴いた時は少し不安になりました。
NAOYA:デモの歌は、プロデューサーのKさんが歌っているから、それを聴くとよりそう思うよね。
TETTA:でもどうやったら曲に合った歌声になるか、たくさん練習してライブでも何度も歌って。そうやっていくうちに、EBiSSHらしい「CHANCE」の表現ができるようになったんじゃないかって思いますね。
ーーサビの英語で歌っているコーラスにはセクシーさが出ていると思いました。
REI:ありがとうございます。プロデューサーのKさんとJUNEさんから、ブレスを多めに歌うとより伝わるとアドバイスをいただいたので、ブレスの量を意識して歌いました。
KOHKI:でもリズムが、今までより難しかったよね。振り入れでも、テンポが速いわけじゃないのになかなか4人で揃わなかったりして。個人的にも、音に合わせてなかなか覚えられなかったりしました。まだまだなので、これからもっと上手くパフォーマンスできるようにしていきたいです。コツがあればいいんですけど、とにかく練習するしかないので。
NAOYA:僕は、踊ってる時の表情の付け方が難しくて、どんな世界観をイメージして踊ればいいのか悩みました。格好つけすぎてもだめだし、クールすぎてもだめで、その中間を取るのがめちゃめちゃムズくて。リハで、鏡を見ながらすごく練習しました。
REI:大人の余裕みたいなものが必要なのかもしれないです。がっつりやってもアツ過ぎちゃうし。例えば落ち着いた会場で、お客さんが食事をしながら聴いてもすっと耳に入るような、そういう曲調だと思います。大人の余裕を持ちながら、魅せられるようになったらいいなって。
ーーライブでみんなと一緒に盛り上がるよりは、魅せる。
TETTA:ダンスでも、表情にまでこだわってるところがあって。キメるところではウィンクをしたり、セクシーな表情を意識しています。そこでお客さんが「キャー!」って沸いてくれるところもあるし。聴かせるところと、沸かせるところの両方がある曲です。
KOHKI:それぞれのセクシーな表情にも注目してほしい。
ーー今回は、ライブでも楽しんでもらえる4曲ですね。
NAOYA:そうですね。それに4曲ともまったく違ったタイプの曲なので、そこが今回のポイントかなと思います。この3rdシングルから僕たちのことを知ってくれる人も多いと思うけど、そういう人たちに、一度にいろいろな面を知ってもらえたら嬉しいです。