けやき坂46、今年はかけがえのない“熱い夏”になる? 『TIF』単独出演に寄せて

 けやき坂46(ひらがなけやき)が、8月3日から5日にかけて行われる『TOKYO IDOL FESTIVAL 2018』(以下、TIF)で、3日のHOT STAGEにてトリを務める。

けやき坂46『走り出す瞬間』(初回仕様限定盤Type B)

 ひらがなけやきは、1stアルバム『走り出す瞬間』を携えた東名阪5都市10公演に及ぶツアーを終え、先日『欅共和国2018』に出演。ライブでの経験値の高さから短い出演時間ながらも会場を大いに盛り上げ、その登場時間の物足りなさを発散するかのように、7月28日に北海道いわみざわ公園野外音楽堂キタオンで開催された『SUNNY TRAIN REVUE 2018 ~テレビがフェスつくっちゃいました!~』では全8曲を披露。ツアー以降、大型公演やライブイベントへの出演が続く中での今回のTIFへの出演だ。

 ひらがなけやきが世界最大級のアイドルフェスであるTIFに参加するのは、今回が2度目。昨年は、欅坂の仲間として初登場を果たした。佐々木久美が「私たちは去年、漢字さんのTIFのライブを見てずっと憧れていたので、今日はその気持を存分にパフォーマンスで発揮したいと思います!」(引用:欅坂46がTIFに再登場 ひらがなけやきは初TIFに感慨【TIF2017】(2017年8月5日)/エキサイトニュース)と高らかに宣言した「永遠の白線」、そして今やライブには欠かせないキラーチューンとなった「誰よりも高く跳べ!」を披露し、会場の熱気を上げていった。たった2曲ではあったが、クールな漢字欅とは対照的な明るく元気なグループという色の違いとその存在を世間に自己紹介できたようなライブで、ひらがなの快進撃はここから始まったと言っても過言ではない。そして一回り成長したひらがなけやきが今回、単独でTIFに登場する。武道館公演や単独でアルバムを発売したとはいえ、漢字欅のネームバリューに頼らずに彼女たちの存在はどこまで世間に浸透しているのか。そして、彼女たちの“ハッピーオーラ”が他のアイドルやファンたちにどこまで通用するのかが、今回の出演の見どころでもある。

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