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銀杏BOYZ 峯田和伸、独特なキャラクターの原点 過去にバラエティ番組で明かされた意外な影響とは

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 7月11日よりスタートする新ドラマ『高嶺の花』に出演する銀杏BOYZ・峯田和伸が、本日6月25日21時より放送の『しゃべくり007 2時間SP』(ともに日本テレビ系)に出演する。近年は俳優として目覚ましい活躍を見せる峯田だが、荒々しいほどに感情をさらけ出して表現する音楽やパフォーマンスは、長きに渡り多くの人々を魅了し続けている。本稿ではそんな峯田の唯一無二のキャラクターに改めて焦点をあて、その魅力に迫りたい。

岡田惠和・峯田和伸『いちごの唄』

 峯田は1977年生まれの山形県出身。1996年にGOING STEADYを結成して音楽活動を開始し、2000年前後の音楽シーンに強烈なインパクトをもたらした。2003年の人気絶頂の中、GOING STEADYは解散。その後、2004年に銀杏BOYZとしてアルバム『DOOR』『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』の2作を同時リリース。再び本格的な音楽活動をスタートさせた。

 「BABY BABY」「漂流教室」などをはじめとする峯田が作り出す銀杏BOYZの音楽は、青春の複雑な感情や儚い現実、妄想から溢れ出すロマンチシズムを声に出して叫ぶ、“青春音楽”と呼ぶにふさわしいものである。今年5月には、NHK朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』『ひよっこ』などの脚本で知られる岡田惠和が、銀杏BOYZの7曲をもとに執筆した青春物語『いちごの唄』を発表し、大きな話題を呼んだばかりだ。

 一方で、峯田の過激なライブパフォーマンスは銀杏BOYZでも健在。マイクを額にぶつけ流血したり、肋骨を3本・右脚を骨折するなど、ライブでは気分が高揚して感情的な行動を取ることもしばしば。その熱量が詞の世界観とリンクして一つの感情表現となり、多くのファンを熱狂させた。

 そして、峯田のそうしたキャラクターの原点には、ダウンタウンの存在があったということが2018年3月16日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で明らかにされたのだ。峯田は過激なパフォーマンスはダウンタウンの影響だと言い、「一番多感な時期に(ダウンタウンを見たから)。僕も綺麗な歌、歌いたいですよ」と告白。その後、ダウンタウンのすごいところを3つ挙げるように言われると、峯田は「浜田さんの切り裂く刃、松本さんのししおどし、もう1個が出てこないです」と独特な表現で答えていたが、銀杏BOYZ「恋は永遠」の最後に〈セブンティーンアイス うんめー〉という急に我にかえるようなスカしのようにも思えるフレーズがあるのは、松本のししおどし的なものと捉えることもできる。

 ダウンタウンがやってきたことは、お笑いにおける既成概念の破壊でもあるため、それこそ音楽でいうパンク精神ではある。ただ、過去にあった峯田のライブでの「今、幸せな奴は今すぐ俺に背を向けて帰れ! 幸せな奴には聴いて欲しくねえ!」という発言も、ダウンタウン的な姿勢だったのだと思うと、一連の行動により納得がいくのではないだろうか。GOING STEADYの突然の解散、誰もが本音を言いにくい時代にストレートな表現で思いを伝えるなど、いかにダサくない生き方の選択肢を選ぶか、またはあえてそれを選ぶかーー“ダウンタウンならこうするだろう”という視点で峯田のこれまでの活動を振り返ると、意外にも答え合わせのように見えてくるものがある。

(文=本 手)

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