あいみょん、SIX LOUNGE、踊Foot Works……ブレイク必至アーティストの新作

踊Foot Works『odd foot works』

 音楽ライター・三宅正一氏が主宰するレーベル<Q2 Records>第1弾アーティスト、踊Foot Worksの1stフルアルバム『odd foot works』。ラッパー、ギタリスト、ベーシスト、コーラスというユニークな構成によって生み出される楽曲は「もっとPOPをDOPEに、ずっとDOPEをPOPに」というコンセプト通り、ドープなヒップホップと誰もが楽しめるポップスがギリギリのラインでせめぎ合う、スリリングにして解放的な手触りを宿してる。海外のヒップホップ、R&Bとリンクしたトラックと生楽器の響きを活かしたサウンドメイク、なめらかな心地よさを感じさせるグルーヴとともにJ-POP的なわかりやすさを体現する歌詞もきわめて魅力的だ。

踊Foot Works / 1st full album "odd foot works"【予告編】
SUSHIBOYS『WASABI』

 埼玉県出身、同じコンビニエンスストアで働いていた男3人がヒップホップで一旗上げるべくクルーを結成。ギャングスタイルでライブ活動を展開すると同時に自分たちで作ったコメディ動画をYoutubeにアップしているうちに注目を集め、岡崎体育、SALU、DAOKOといったアーティストも絶賛、最初のEP『NIGIRI』がiTunes HIPHOPチャートで1位を獲得ーー瞬く間に次世代ヒップホップシーンの旗手となったSUSHIBOYSは1stミニアルバム『WASABI』でも、その奔放すぎる音楽性を存分に発揮している。ヒップホップ、テクノ、80’s風ポップなどを取り入れたトラック、日常と妄想と真剣とおふざけが当たり前のように共存するリリックは、あらゆる趣味のリスナーにリーチするはず。

SUSHIBOYS ゲートボーラー

■森朋之
音楽ライター。J-POPを中心に幅広いジャンルでインタビュー、執筆を行っている。主な寄稿先に『Real Sound』『音楽ナタリー』『オリコン』『Mikiki』など。

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