嵐 二宮和也は究極の役者でありアイドルだーードラマ『ブラックペアン』に臨む姿勢から見えたもの

 自我を持たないからこそ、どんな色にも染まることができる。演技、バラエティ、パフォーマンスにおいて求められる役割を全うする。二宮がアイドルとして活動することは、役者として役を演じることと同義なのだろう。キャリアを重ねてもなお、まっさらな気持ちで新たな作品に挑むことができる、それこそが究極の役者像であり、アイドル像なのかもしれない。

(文=竹上尋子)

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