乃木坂46、AKB48グループ、TOKYO IDOL FESTIVAL……女性アイドルのアジア進出が活発化

 日本のアイドルのアジア進出が活性化している背景には、飽和したシーンの現状に加え、今、アジア圏に日本のアイドルが受け入れられているという事実がある。これは筆者の体験談となるが、けやき坂46の日本武道館公演に足を運んだ際、隣の席にいたのはアジア圏からきたファン、先日のラストアイドルファミリーの公演では会場の外で記念撮影のシャッターを切るようにお願いされたのがアジア圏からきたと思われるファンであった。『TIF』にしても、昨夏の開催では例年以上に外国人が多く会場に足を運んでいた。また『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)では、海外からBiSHを観に来た女子2人組に密着するというオンエアもあったばかりだ。「Kawaii文化」「アニソン」が海外で受け入れられた歴史がある中で、次は女性アイドルが日本から海外へ本格的なブームを起こしていくのではないだろうか。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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