NGT48、『リクアワ』で見せた圧倒的強さ STU48、AKB16期研究生ら若手も上位ランクイン

AKBグループ『リクアワ』レポート

新しい楽曲の披露、新チームへの期待も

AKB48 16期研究生

 『リクアワ』では、毎年新しい楽曲が登場するところも見どころのひとつだ。今回、『リクアワ』に初参加となったSTU48は「思い出せてよかった」が63位、「瀬戸内の声」が31位にランクイン。瀧野由美子は「皆さんの前でたくさん歌えるよう頑張ります」とステージ上でコメント。来年の『リクアワ』でSTUはどのくらい楽曲を披露するのか楽しみだ。

 また、デビューして約1年のAKB48の16期研究生による「抱きつこうか?」も14位にランクインという快挙を達成。楽曲の最後で浅井七海と山内瑞葵が14位になった感謝の気持ちを 「1」と「4」のポーズで表現。4月からは組閣でそれぞれのチームに所属することになるため、多くの16期生ファンの熱気と声援に会場が包まれた。山内瑞葵は終演後に755で「来年は1位を目指すくらいの勢いで、これからもみんなで頑張っていく」と意気込みを語っていた。

 他にも、昨年の総選挙でランクインしたアップカミングガールズの楽曲で太田奈緒がセンターを務める「月の仮面」が39位に、SHOWROOM選抜メンバーの「プライベートサマー」が34位にランクイン。これらの楽曲は各チームのメンバーで構成されており、普段は全員揃って披露する機会は少ない。このような楽曲で、全メンバーが揃ったステージが見られるのも『リクアワ』の醍醐味のひとつ。「プライベートサマー」も初めてオリジナルメンバー全員での披露となった。センターを務めた大西桃香は自身の755で「SHOWROOM選抜メンバーと改めて顔を合わせると、あの大変だった期間を思い出してとても感慨深い気持ちになりました」と語っていた。

 果たして来年の『リクアワ』では、どのようなドラマが見られるのだろうか。

■佐藤 仁
シンクタンク研究員。ポップカルチャーやエンタメ・コンテンツが国際社会や日本経済に与える影響を研究。例えば日本とアジアのソフトパワーの源泉はどこにあり、これからどのように進化していくのかについてミクロ(個人単位)からマクロ(社会全体)まで幅広い視点から探求

(写真=(C)AKS)

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