稲垣、草なぎ、香取が今年もアップする楽しい時間 森且行も登場『ホンノちょっとテレビ』を見て
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、1月1日0時45分よりAbemaTVに登場し、都内某所から『27Hunホンノちょっとテレビ』を生放送した。2018年の幕開けを彼らの笑顔と共に迎えることができるのは、ファンにとって何よりもお年玉だ。27分間という限られた時間ではあったものの、「SNS初め」「書き初め」「電話初め」「新情報初め」「歌初め」と、実に盛りだくさんのコンテンツで楽しませてくれた。
「SNS初め」では、「時間ないけど……」と画像を加工してアップした香取、しっかりと丁寧な文面を打ち込む稲垣、そして稲垣が見切れている画像を付けて「明けましておめでとうと!」と愛嬌たっぷりな書き込みをする草なぎ、さっそくそれぞれの個性が表れていた。2018年も風通しはいい感じだ。
「書き初め」でも、3人が“新しい地図”をスタートさせた昨年をベースに、今年さらなる一歩を踏み出す意欲が見えた。どんな場面でも“味”に変えることができる天才肌の草なぎは「旨味」の字を選択し、「(2018年)あなたと出会います」という稲垣は「出会い」、そして「もっともっとみなさんと笑いたいな」という香取は「笑」を戌年にちなんでイヌの顔のようなデザインでしたためた。
そして「電話初め」では、まさかの森且行が登場。『72時間ホンネテレビ』以来、止まっていた時計が動き出したかのように彼らの交流がこうして見えるのもうれしい変化。12月31日に川口オートレース場で行なわれた『スーパースターフェスタ』で優勝した森。表彰台の頂点に立ったのは、実に3年4カ月ぶりだという。Twitterでも「おめでとう」とつぶやいていた香取が率先して森に電話をしようとするも「電話番号知らない!」と残念そう。そんな香取を見て草なぎも「吾郎さんしか知らないんじゃない」と稲垣をせっつく感じも弟感たっぷり。ふたりの声に、稲垣が「あ、ボク連絡係だ」と自然体な反応を見せたのも、彼らの長年の関係性を伺うことができた。
森が電話に出ると、さらに草なぎ&香取が弟ぶりを発揮。草なぎが「(『72時間ホンネテレビ』で僕たちと)会った後、成績いいよね、森くん!」と嬉しそうにからむと、森も「力をもらったよ」とおおらかに受け応えた。電話番号を知りたがっていた香取は、通話画面の番号を見て「8がいっぱいあるね!」と悪ふざけ。稲垣が笑いながら「ダメだよ、言っちゃ」と優しくたしなめると、森は「8着ばっかなんだよ(笑)」と3人が観戦したとき、8着で終わったことを受けて粋な返事をしてみせた。彼らの魅力は、2人、3人……と人数が増えることで、より浮き彫りになってくる。森が入ることで、末っ子な香取、無邪気な草なぎ、バランサーの稲垣という個性がより色濃く見えてくるのが微笑ましい。
そして「歌初め」で歌われたのは、『72時間ホンネテレビ』のテーマソング「72」。やはり彼らの歌声には、国民的アイドルとして長年私たちのそばにあった耳馴染みの良さがある。深夜の生放送、寒い屋外でのパフォーマンスに、ハラハラする場面もあったが、それも含めてライブの醍醐味。同じ時を共有している喜びに包まれた27分間だった。