欅坂46 小林由依、なぜメンバーから憧れの的に? みんなに親しまれる“庶民感”

 そんな小林の魅力を世間に普及しようとしているのが、織田奈那だ。小林を大好き過ぎる織田は、「ぽんかんさつ」(小林の愛称がゆいぽん)と題して、「私、小林由依のことが大好きなんですけど、小林のことをたくさんの人に知って欲しい。由依の魅力を」と、ブログに小林の画像を連載のようにアップしている。織田の小林に対する愛の深さはかなりこじれているが、「ぽんかんさつ」によって小林のファンが増えたのも事実。織田が小林のことを「この可愛さ宇宙さえも滅ぼしかねないわ」と例えるなど、本人はなにもしていないのに勝手に神格化されている状況だ。小林の人気の一端は、織田の名マネージャー的な役割が担っていると言っても過言ではない。

 小林の大人しいながらも存在感のあるキャラクターは、グループの中で一番アイドル的とも言える。アイドルとしてのポテンシャルが高いからこそ、メンバーの憧れの的にもなるのだろう。

 小林がフロントメンバーになるのは、「サイレントマジョリティー」以来のこと。センターである平手友梨奈の両脇に小林と鈴本美愉が並ぶ今回のフォーメーション。「AM1:27」でダンスユニットを組んだ3人が中心となるため、「風に吹かれても」は小林のダンスパフォーマンスにも期待できる。そして今泉佑唯の復帰により、ゆいちゃんずとしての活動の行方も気になるところだ。

(文=本 手)

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