「新しい地図」がエンタメ界に風穴開ける? 稲垣&草なぎ&香取、Webでの新たな取り組みから探る

 9月22日、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が新たなプロジェクト・新しい地図を始動させた。3人は、9月8日にジャニーズ事務所を退所。以降の展開に注目が集まっていたところ、朝日新聞と東京新聞に公式ファンサイト開設の全面広告が掲載された。青空を背景に、“N・E・W・S 新しい地図”という温かな手書きの文字。S以外のローマ字が反転していることに意味を見出したファンの間では、すぐに“NEW SMAP”と読むことができるのでは、と話題になった。今後は新たにWeb上での活動も活発になっていくと言われている、新しい地図。3人の新たな道のりが示すものとは? 芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。

公式ファンサイト「新しい地図」より

「あまりにドラマチックで、エモーショナルな展開の連続に、思わずワクワクしてしまいました。新聞広告を出した背景については、草なぎさんと香取さんが長年パーソナリティを務めているラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)の9月24日放送回で語られていました。解散報道のあった昨年から、朝日新聞と東京新聞に掲載されたたくさんのメッセージに助けられたこと、その感謝の気持ちを返したかったという3人の希望から実現したのだそうです。また、放送では『いろいろやりたいことがいっぱいでさ、ようやく始まったなって!』と、何よりもお二人が楽しそうに話しているのが印象的でした。特に、SNSとの連携は彼らにとって新鮮だったようで、草なぎさんが『移動中にチェックした』と、無邪気に報告する場面も微笑ましかったですね。『ShinTsuyo POWER SPLASH』も、10月1日よりradikoのエリアフリー、タイムフリーに対応する予定だといいます。二人の“親友トーク”を、より多くの方に楽しんでもらえるのではないでしょうか」

 11月2日には、3人がAbemaTVで72時間生放送に挑戦。さらに、香取はInstagram、稲垣はブログ、草なぎはYouTube、とそれぞれがSNSで“ありのまま”を発信していくことが発表された。なかでも、“YouTuber草なぎ”のインパクトは大きく、AbemaTVの公式YouTubeチャンネルに投稿された予告動画は、公開から3日で約100万回再生を記録。その注目度の高さを伺うことができた。

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