チェコ×SKY-HI、MIYAVI、オザケン×セカオワ……アーティストコラボはなぜ増加?

 以上のように、J-POPにおいてもアーティスト同士の交流や、フットワークの軽い活動スタイルが徐々に普及してきている。今年6月にリリースされたカルヴィン・ハリスの新作『Funk Wav Bounces Vol.1』は時代の潮流を読みつつも、異なるジャンルを取り込むことによって生まれた傑作だ。この作品のように、ジャンルやメジャー/インディーにとらわれず、アーティスト同士が自由にコラボを重ねることで、より日本の音楽的な土壌は豊かになっていくはずだ。共同制作だけでなく、多様な活動スタイルが生まれることを期待しながら今後もシーンを見守っていきたい。

■ヤマダ
K-POP、K-HIPHOPを中心に音楽オタクをやっている会社員
Twitter:@oyzi

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