欅坂46 志田愛佳がグループに新風吹き込む? 志田率いる“モナ王国”への期待
今、欅坂46の志田愛佳に熱い視線が注がれている。先月発売された1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』が発売2週目となる8月7日付オリコン週間CDアルバムランキングで3位にランクイン。初登場1位を獲得した先週付に続いて2週連続のTOP3入りを果たした。8月からはツアーが始まるなど、ますます活動の勢いが増している欅坂46。雑誌やTVといったメディアへの露出も増えており、最近では彼女たちの名前を見ない日はない。
絶対的エースの平手友梨奈はもちろんだが、ここ最近よく雑誌でフィーチャーされているのが志田愛佳だ。ソロで表紙を飾った『月刊エンタメ』(2017年9月号)や、志田を中心に渡邉理佐、守屋茜、鈴本美愉、織田奈那、米谷奈々未の6名が集まり“モナ王国”として表紙を飾った『BUBKA』(2017年9月号)など、ファンの間では人気の高い志田だが、いよいよ世間が彼女の魅力に気付き始めた印象を受ける。
そんな志田愛佳の魅力とはいったい何なのか? 志田は当初クールビューティーのイメージであったが、『欅って、書けない?』(テレビ東京)で徐々にバラエティ能力が引き出され、最近では瞬発力のある発言やリアクションで番組を盛り上げる存在に。グループ内における志田はメンバーへのイジリや無茶振りが面白く、愛称の「もな」からいつしか「モナ王」と呼ばれ、そこにいち早く目をつけたのが『BUBKA』だった。
『BUBKA』(2017年3月号)では「モナ王の戯れ」と題してソロインタビューを掲載。そこではメンバーに無茶振りをして楽しんでいる様子が語られ、その王様っぷりが露わとなり話題を呼んだ。同誌のインタビューにて、「メンバーが面白いことをやっているのを『見たい!』って思っちゃうんですよ。それを見て笑いたいし、その面白さをみんなにも伝えたいな、って」という志田の気持ちを告白し、そんな無茶振りに対して守屋茜は「ガチでやるからね? いいの?」と言い返したりと、志田の一方的な独裁政権ではないようだ。
そして『BUBKA』(2017年8月号)では遂に「モナ王国」の建設に着手する。そこでメンバーと役職が発表され、守屋茜(悪代官)、渡邉理佐(大佐)、米谷奈々未(料理人)、鈴本美愉(姫)、織田奈那(文部科学大臣)が選抜された。その選考理由は、「より会話が弾むかどうか」。要はグループ内における志田軍団なのだが、ファンには見えてこないメンバーの立ち位置や関係性が明らかになることが、この企画の面白いところ。
そして現在発売中の9月号で、表紙と30ページにも及ぶ「モナ王国」の特集が組まれ、かっこいいグラビアとは裏腹にメンバーがゆるいトークを繰り広げる座談会を展開。そこで国王である志田の性格が徐々に明らかになった。ムーミンのクレーンゲームに興奮したり、歩くのが速いなど、織田は「無邪気。少年っぽい。ピュア! 大人っぽいとかクールってイメージがだったけど(笑)」と表し、守屋は「静かな時は静か」と語っている。
「初期はクールなイメージだった国王ですが、メンバーも当初はそう思っていた?」というインタビュアーの質問に対し、守屋「変わったな~って思います」と答え、一同も「うん」と同意。それに対して志田は、「このノリが通用するんだと思って」と、徐々に自分を出していることも告白している。