長濱ねる、“欅坂46”と“けやき坂46”の導き手になる? ドラマ『残酷な観客達』の役割から考察

長濱ねる、グループでの立ち位置を考察


 長濱は欅坂46を途中参加で兼任したことから、アウェイ感はありつつも一歩引いた立ち位置からグループを見られる立場。漢字欅とひらがなけやきの違いについて長濱は「ひらがなけやきは一人ひとりが責任を持って頑張っていくのに対して、漢字欅はみんなで支えあってそれぞれが足りないところを補い合う」と分析。ドラマでは、縄跳びやダンスでグループは団結していく。そして平手演じる17番・葉山ゆずきは、最初の挑戦の際は一番最後にクリアするようなキャラだったが、第9話では観客達に認められ、一番最初にクリアするという成長を見せた。生徒達の団結とゆずきの成長は、ひとつのグループが完成したとも捉えられる。そして、けやき坂登場の予告である。

 現実の長濱の立ち位置を考えると、絶対的なエースを支え、1stアルバムの完成を見届けた後は、自ずと彼女がやるべき次の使命が見えてくるような気がする。長濱ねるの立ち位置や今後のことを考えながら最終回を迎えると、また違った視点でドラマを楽しめるのかもしれない。

(文=本 手)

■放送情報
『残酷な観客達』
放送中
Huluにて先行独占配信中
企画・原作:秋元康
脚本:矢島弘一
監督:矢島弘一、日暮謙
音楽:牧戸太郎
制作:八木元
プロデューサー:植野浩之
企画制作:日本テレビ
制作プロダクション:イメージフィールド
製作著作:「残酷な観客達」製作委員会
(c)「残酷な観客達」製作委員会
公式サイト
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