『AKB総選挙』は転機を迎えた? 人気メンバーの相次ぐ“不出馬表明”が示すもの

 選抜メンバーの固定化を防ぐ役割を果たしてきた『総選挙』も今年で9回目。しかし卒業という理由以外で選抜メンバーが刷新されることはほとんどなく、なかなか次世代が育たないというグループへの指摘もよく見かけるようになった。山本と柏木の不出馬表明や指原と渡辺の「今年が最後」の発言は、ソロ活動の充実とともにグループの発展を思った上での選択なのかもしれない。2017年の『総選挙』は、『総選挙』や『選抜』のありかた自体が問われる、大きな変革の時を迎えることになりそうだ。

(文=向原康太)

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