>  >  > 星野源、類を見ない“存在感”を検証

星野源はジャンルを超越したエンターテイナーだ 「伊丹十三賞」獲得などから存在感を検証

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 星野源は、他に類を見ないエンターテイナーだ。近年の彼の活動は、その才能の多彩さを裏付けている。

 彼が先日、最年少で受賞した「伊丹十三賞」は、ジャンルを超えて活動した昭和の代表的な文化人のひとり、故・伊丹十三氏の遺業を記念して設立されたもの。過去受賞者にはタモリや糸井重里といった錚々たる名前が並ぶ。実は星野はタモリが会長を務める「日本変態協会(NHK)」の会員。言われてみれば、星野がラジオやエッセイで見せる、品のある変態性はタモリらに共通する部分がある。(例えば、自身のラジオ『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のノベルティは「オリジナルTENGA貯金箱」である。)

 今回の「伊丹十三賞」の受賞はそんな変態性と合わせ、彼の多彩な才能が認められたことを証明しているようだ。ちなみに星野の受賞理由は「音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断し、どこか息の詰まる時代に、エンターテイナーとして驚くような風穴をあけてしまった星野的表現世界に」というものだ。

 ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)での演技が評価され、「エランドール賞」新人賞、「コンフィデンスアワード」助演男優賞を受賞した星野は、夏から連続ドラマW『プラージュ』(WOWOW)で、魔が差して覚せい剤に手を出した前科者・吉村貴生を演じる。さらに、4月7日公開のアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』では「先輩」役の声を担当、とまさに引っ張りだこ。『プラージュ』の貴生はシェアハウスの“訳あり”な仲間に巻き込まれていくというキャラクター、『夜は短し……』の「先輩」は「なるべく彼女の目にとまる(ナカメ)作戦」を行なうなど純情だが風変わりな人物、とどちらも決して二枚目ではなく、むしろどこか冴えない。しかしそうした人間臭いキャラクターが星野にマッチし、憎めないからこそ、作中でも存在感を放っているのだ。

 4月には『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で黒柳徹子と、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で嵐と、『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で香取慎吾と共演することからも、作中だけでなく彼自身の素直なキャラクターが認められ、愛されていることが分かる。

      

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