三代目JSB「HAPPY」をより楽しむポイントは? 『Mステ』パフォーマンス前におさらい
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが、本日3月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演、新曲「HAPPY」をパフォーマンスする。
先日発売された同名シングル『HAPPY』は、3月20日付オリコン週間CDシングルランキングで1位を獲得。同曲は明日18日で最終回を迎える『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)の主題歌としてリリース前から注目を集めていた。
「HAPPY」のダンスは、ドラマの出演者たちが音楽にあわせて踊る様子が“左江内氏ダンス”と呼ばれ、放送初回より親しまれている。その出演者たちの姿からは、人によりばらつきはあるものの、かなり激しいダンスを踊っているとの印象を受けていた。そしてその後、三代目JSBによる同曲MVが公開されると、映像ではサビ部分でダンスを踊るパフォーマーたちの姿が。しかし彼らの踊りは流れるような身のこなしで、楽しんでいる余裕すら感じる。さらに、手足を大きく動かす振りが加わることで躍動感が生まれ、楽曲に華が添えられているのだ。みんなで一緒に踊り、盛り上がることができる三代目JSBの楽曲。しかし、その踊りには踊る楽しさとともに、鑑賞する楽しさがある。それぞれのパフォーマーが左江内氏ダンスをどう表現しているのか、見比べてみるのもいいかもしれない。
一方、楽曲のテイストは、近年の彼らの楽曲群では珍しいファンク・ディスコ調が取り入れられている。ボーカルの今市隆二と登坂広臣が、1番、2番と交互にリードボーカルとラップパートを務めるのも聴いていて楽しい。作詞を手がけているのは、ボーカル今市と作詞家の小竹正人氏。「ネガティブなことを振り払い、一緒に楽しみながら幸せになろう、未来を切り開いていこう」という思いが込められているという。MVもまた、近未来/異次元な空間が描かれるものが多いなか、1920年代と現代がミックスされたような邸宅でのパーティーの模様が描かれている。レトロな質感の映像に肩の力が抜けた小気味好いサウンドが響く、軽快な仕上がりだ。