嵐「BABA嵐」なぜ人気? 二宮×相葉“にのあい”対決で見えたメンバーの本質
嵐がお正月にフジテレビをジャックして行われる新春キャンペーン『アラおめ!~拍手の嵐~』が、12月28日から2017年1月3日までの期間行われる。嵐がフジの“お正月の顔”を務めるのは6年連続のこと。年末年始に嵐関連の番組が20時間40分放送されるという。
中でも最も注目が集まるのは、1月3日18時から放送の『VS嵐』3時間スペシャルのコーナー「BABA嵐」ではないだろうか。「BABA嵐」は『VS嵐』で不定期に行われている人気コーナー。嵐のメンバーがゲストたちとトランプのババ抜きで対決し、“ババ抜き最弱王”を決定するというもの。
ババ抜きは誰でも簡単にできるシンプルなゲームであるが、心理戦の要素が強く奥深いゲームでもある。トランプを選ぶとき/選ばれるときの仕草や表情で欺き、一方、他プレイヤーのそういったミスリードを見抜かなければならない。嵐のメンバーたちが本気で勝負に挑む姿は、多くの笑いと新たな発見をもたらしてくれる。
最も直近である10月13日放送の「BABA嵐」でも多くの見どころがあった。最弱王決勝戦に残ったのは田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、櫻井翔、二宮和也、相葉雅紀の4名。一番最初にジョーカーを手にしてしまった相葉は、カードを思い切り伏せて、飲み物を一気に飲み始めた。相葉はここまで最弱王3冠ということで、今回も相葉では、という雰囲気がスタジオに流れていく。櫻井からも「隣にいると相葉さんの弱風が凄い」「ソワソワ感凄いね」と早くも疑いがかけられていた。
ゲームが進んでいくと、今度は櫻井がジョーカーを所持。ゲームを行うスタジオと別スタジオで鑑賞するSHELLYからの「相葉さんは上に出てるやつを素直に引いちゃうくせがあるって自分で言ってたんですよ。ジョーカーを上に浮かせれば絶対引くはずなんです」との情報は、素直な相葉の様子を表す微笑ましいエピソードであった。
そして、ジョーカーはまたしても相葉の手に渡り、二宮と相葉の“にのあい”対決に突入。「長いなお前との付き合いも」(二宮)、「20年だ、20年も一緒にいるのか。総武線ではお前はいつも左に座るよな、俺が右だ」(相葉)と、ジャニーズJr.時代のエピソードを交えながら、ジョーカーへ誘導しようとする相葉。しかし肝心な座り位置を間違えてしまうという、おっちょこちょいな一面ものぞかせた。最終的に二宮は「俺はお前を信じて、お前と一緒に歩んでいきたい」と言いながら誘導されたカードとは別のカードを引いてジョーカーを免れ、相葉が最弱王という結果で勝負を終えた。