cinema staff、自主企画『シネマのキネマ』で提示したバンドの新たな立ち位置
アンコールに応じて再びステージに登場すると、三島は「彼らが学生のとき、俺らはもうCDを出してて、聴いてもらってたんだよね。何かを成し遂げたとか思うことはないけど、本当に続けるもんだなって思いました。僕らがやってきたことに対してリアクションがある。それを実感したライブだった」と、今回の対バンを振り返った。そして「今までは先輩バンドについていっていたけど、『自分たちがトップランナーだ』って、いい音楽を作って言い続けられるバンドでありたい」と意気込みを語ると、「EPが出たってことは来年出ると思って、アレが」とのコメントを残し、ラストに「海について」をプレイ。大きな拍手に包まれる中、本イベントを締めくくった。
『Vektor E.P.』と自主企画イベントで、新たな立ち位置を提示したcinema staff。新たな環境に身を置き、さまざまな刺激を受けながらバンドはこれからもなお進化を続けていくことだろう。
(文=久蔵千恵/写真=ヤオタケシ)
■セットリスト
『シネマのキネマ』
11月30日(水)東京キネマ倶楽部
<Ivy to Fraudulent Game>
M1.青写真
M2.アイドル
M3.傾き者
M4.劣等
M5.青二才
<HOWL BE QUIET>
M1.From Birdcage
M2.ライブオアライブ
M3.Higher Climber
M4.レジスタンス
M5.MONSTER WORLD
M6.サネカズラ
<Halo at 四畳半>
M1.春が終わる前に
M2.アメイジア
M3.箒星について
M4.ペイパームーン
M5.モールス
<cinema staff>
M1.望郷
M2.エゴ
M3.great escape
M4.返して
M5.ビハインド
M6.thema of us
M7.希望の残骸
EN.海について
Ivy to Fraudulent Gameオフィシャルサイト
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Halo at 四畳半オフィシャルサイト
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