lolが発揮した多面的な才能ーー初ワンマンライブツアー初日をレポート

lolのワンマン公演初日レポ

 男女混合ダンス&ボーカルグループの新星「lol(エルオーエル)」。メンバー全員がダンスとボーカルを担当し、10代・20代から圧倒的人気を誇る彼らの初ワンマンライブツアー『lol live tour 2016 [101]』が、10月26日東京・赤坂BLITZ、29日大阪・amHALL、30日名古屋・ダイアモンドホールにて行われた。今回、その記念すべき初日を飾った東京公演の模様をレポートする。

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 当日、会場に入ると、モニターにはライブスタートまでのカウントダウンが映されていた。開始10秒前になると、ファンも一緒にカウントダウンコール。「ゼロ!」の声と同時に、メンバーが登場すると思いきや…数字が“1分01秒”まで巻き戻った。ライブツアー名である「101」が表示されたのだ。歓声が上がると同時にモニターにはオープニング映像が流れ出し、いよいよライブがスタート。1曲目は「ladi dadi」。会場が一気に盛り上がったところで、デビュー曲である「fire!」を披露。メンバー全員が歌って踊れるところを見せつける。hibikiが「盛り上がる準備はできてますか!」と観客を煽り、「pop that!!」へ。佐藤友祐、honoka、moca、hibiki、小見山直人の順にソロダンスを披露し、各々の個性をアピールした。MCでは自己紹介のあと、「みんなでライブを作っていきたいです。いいですかー!」(佐藤)、「めっちゃ楽しみにしてました。みんなの心の中に幸せが溢れたら良いなと思います!」(moca)とそれぞれ胸の内を語った。

 そして、12月14日発売となる4thシングル曲「bye bye」を披露。振り付けリニューアル後の初披露だそうだ。その後は「follow me」、「shake shake」とダンスナンバーが続き、先輩グループとなるglobeの「SWEET PAIN」のカバーや、メジャーデビュー前の楽曲「gimme gimme」を繰り出す。彼らは事前にTwitterを使って各曲の“ファンダンス振付”を発信しており、ほとんどの観客がその振付を覚えてきていた。だからこその一体感が、会場中に広がっていた。

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