EXILE/三代目JSB NAOTOの幅広すぎる才能 “Mr.器用”の功績を辿る

 『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2016-2017 "WILD WILD WARRIORS"』、『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2016-2017 "METROPOLIS"』、『GENERATIONS LIVE TOUR 2016 "SPEEDSTER"』など、現在ツアー真っ最中のEXILE TRIBEたち。どのグループも非常に個性的なメンバーが揃っており、多くのファンが熱狂するのもよく分かる。様々なタイプのメンバーが揃っている中で、一番器用さを感じるのが、EXILE/三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのNAOTOだ。

 NAOTOはEXILE TRIBEを牽引するEXILE、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博す三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍。言わずもがな、ダンスのスキルは相当である。NAOTOがダンスを本格的に始めたのは、高校3年でダンス部の部長になった時。その後、スクールには通わず独学でダンスの練習を行なっていたというから驚きだ。今年の2月に公開された三代目 J Soul Brothersのドキュメンタリー映画『Born in the EXILE』の中でも、ラジカセを持参して埼玉の商業施設前で練習をしていたと話すシーンがあった。その後は「JAZZ DRUG」というダンスチームで活動をした後、ブリトニー・スピアーズなどを手掛ける振付師のANDREにレッスンを受けるなど、ロサンゼルスでダンスの修行を積む。帰国後は浜崎あゆみをはじめとする有名アーティストと舞台を共にするなど、華々しい実績の持ち主だ。そしてその実績こそが、NAOTOのダンススキルの高さの証明と言えよう。

 そしてNAOTOのすごいところは、ダンスだけでなくバラエティ、演技、ファッションと、様々な分野で長けたスキルを持っていること。例えばバラエティ分野では、2016年3月まで『バイキング』(フジテレビ系)の火曜MCとして活躍していた。虎視眈々とボーカルの座を狙っているというような話をしたり、東大生に多い“習い事”のほとんどをやっていたことから「東大に行く要素は揃っていたけど高卒」とコメントするなど、スタジオを盛り上げていた。今では、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)のレギュラーとして様々な企画にチャレンジし、視聴者を楽しませている。元々NAOTOは芸人を志望しており、高校時代には「人生ほの字組」というお笑いユニットを結成。自身初のフォトエッセイ集のタイトルも『人生ほの字組』とするほどだ。ちなみに、発売記念の囲み取材でも、取材陣から笑いを取るトークを繰り広げていた。

 他にも、テレビドラマ『ナイトヒーロー NAOTO』(テレビ東京系)で主役を、映画『マンゴーと赤い車椅子』でメインキャストを務めており、劇団EXILEで培った演技力を見せてくれることも少なくない。自身がプロデュースするアパレルブランド『SEVEN』も、多くの若者から支持を得ている。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる