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KEMURIがボーダーレスに届けるボジティブな熱 『SKA BRAVO 2016』東京公演レポ

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 東名阪の3カ所で開催されたKEMURIの自主企画『SKA BRAVO 2016』の最終公演が、TSUTAYA O-EASTで行われた。今回のゲストはUSスカパンク・シーンにおいて、もっとも勢いのあるStreetlight Manifesto!「コンバンハ!トウキョー!準備ハイイデスカ?」というメンバーの流暢な挨拶をきっかけに「We Will Fall Together」で幕を開けた。

 彼らは、異国の舞台というアウェイ環境を全く感じさせない堂々たるプレイスタイルと貫禄でフロアを掌握。さらに、絶妙なタイミングでブレイクを入れてオーディエンスを焦らす余裕や、段違いの肺活量が生み出すホーン隊の迫力には、終始息を飲むばかりだった。

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 そんなStreetlight Manifestoの白熱のアクトを終えて温度が上がりきったフロアだったが、平日ということもあり、仕事終わりに急いで駆け付けたであろうオーディエンスがどんどん増えていく。そしていよいよ、本日の主役・KEMURIがステージに登場! むせ返る程の熱気で包まれたフロアの光景を一望した伊藤ふみお(Vo)が「歌えー!」と笑顔で呼び掛けると、同時に代表曲である極上スカパンクチューン「Knockin’on the door」「Ohichyo」を投下! いきなりの名曲連続で、フロアは幸福な空気に包まれた。そのあまりの勢いに「おい、最高だな!」と自身の感情を零した伊藤は、「deepest river」でステージ上から海外のファンに呼び掛け、国籍というボーダーの一切存在しないこの環境を心から喜んでいるようだった。その気持ちは確かなようで、伊藤は「あんまり英語喋れないし上手くコミュニケーション取れる訳じゃないけど、改めて肌の色とか言葉とかを越えた何かを勉強した」と今回のイベントの意味を語った。

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 スカサウンドにはネガティブな要素が一切存在しないし、それは「POSITIVE MENTAL ATTITUDE(肯定的な精神姿勢)」を掲げるKEMURIがずっと変わらずに体現している。なにより「PMA(Positive Mental Attitude)」やStreetlight Manifestoのホーン隊を交えての特別編成でプレイされた「Sun Set」で沸き起こるシンガロングや大歓声を全身に浴びながら、ポジティブな気持ちはボーダーレスだということをひしと思い知らされた。国籍関係なくフロアで肩を組む人や自由に踊る人で溢れていたことが何よりの証明で、その光景を見て目頭が熱くさえなった。

      

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