Lead、結成15年控え再ブレイク中 本格的ダンスナンバーで評価高まる

 しかし、Leadに転機が訪れる。これまでLeadの楽曲はポップス寄りの作品が多かったが、本格的なダンスナンバーにシフト。18thシングル『HURRICANE』がオリコン8位にランクインし、オリコン10位以内に入らなければ解散という危機を回避した。そして19thシングル『Wanna Be With You』ではLead最高位である3位を獲得したのだ。その後、メンバーの脱退があったものの、現在はLead“第2章”として再び人気の軌道に乗り出している。早くにデビューし、順風満帆ではない彼らだからこそ、つい応援したくなるのかもしれない。

 6月8日には4年ぶり7枚目のアルバム『THE SHOWCASE』を発売、オリコン週間チャートで2位を記録し、自身最高位を更新した。8月9日からは夏のツアー『Lead Upturn 2016〜THE SHOWCASE』もスタートするLead。一度困難を乗り越えた彼らは、“本物”である。今後も、レベルの高いパフォーマンスを長く披露していってくれるのであろう。

(文=高橋梓)

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