嵐、パフォーマンス“あるある”から見えるメンバーの個性 『Mステ』の特集をおさらい
5月13日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、嵐が新曲「I seek」を披露するために出演。同時に『Mステでよく見る嵐のあるあるシーン』特集が組まれた。99年の初登場から116回も出演している嵐の全映像をチェックし、よく見るシーンをメンバーごとにランキングしたというもの。「昔の嵐をたくさん見られてうれしい」、「神回!」と多くのファンを楽しませたこの企画をおさらいしたい。そして、この日共演していたHey! Say! JUMPとの絡みからも、新たな“あるある”が見えたので紹介していこう。
スイッチウィンカー二宮和也
まず、よく見るシーンとして取り上げられたのが「ウィンク」。カメラアピールの王道、アイドルとしての基本といってもいい仕草だ。そんなウィンク王に輝いたのは、二宮和也だった。1位が発表されるなり、ワイプに映った二宮はガッツポーツ。照れることなく、全力で受け止めるのも二宮あるあるかもしれない。
<ウィンク回数ランキング>
1位…二宮和也(18回)
2位…松本潤(13回)
3位…櫻井翔(10回)
4位…大野智(1回)
5位…相葉雅紀(0回)
ちなみに、二宮の回数が多かった秘訣は、右目でも左目でもつぶることができる“スイッチウィンカー”であることが判明。本人は「(得意なのは)右かな~?左かな~?」と、どちらでウィンクをするかは意識していないようす。今後も1位をキープしていくことを宣言していた。
また、2位の松本潤は近年になってウィンクをする頻度が高くなったとのナレーション。それを受けて、ネット上では「色っぽい仕草が増えたのは、道明寺(ドラマ『花より男子』)のころからかな?」などの声が上がっていた。
3位の櫻井翔は、松本の逆でデビュー当時のほうがウィンクの頻度は高かったそう。ちょっぴりヤンチャなイメージのあった若いころのライトなウィンクと、落ち着いた大人な男性となった今のウィンクの両方を楽しめた。
4位の大野は、嵐として出演時のウィンクは0回だが、ソロとして「曇のち、快晴」を歌ったときに1度だけウィンクを披露していた。そのさりげない感じに、ドキッとさせるものがあった。
そして、ウィンク回数0回という5位の相葉雅紀。相葉のウィンクの苦手さは、ほほえましいのひとこと。番組内でも、1度全員でウィンクをしたことがあったが、不器用そのものなウィンクにスタジオは笑いに包まれた。この日の歌うシーンではやらないのかと期待の眼さしを向けられると、「事故になるから…」と照れていた。
ランキングと共に、これまでメンバーがしてきたウィンクシーンが披露されると、「うぇーい!」「イエーイ!」と、嵐とHey! Say! JUMPで大盛り上がり。大野の幻のウィンクが出たときには、二宮が大喜びで拍手。こうしたワチャワチャした雰囲気は、嵐とHey! Say! JUMPのあるあるそのものだ。
ミスター指さし松本潤
つづいて、「指さし」のランキングへ。コンサートでは、ポピュラーなファンサービスとして浸透している仕草だ。しかし、集計した結果、嵐は単純にカメラに向かって指を指すだけではないことがわかった。指をグルグルとさせる「かき混ぜ指さし」、手のひらを上に向けて挑発するように指を指す「逆さ指さし」、唇に触れてから指を指す「投げキッス風指さし」、「ギター演奏指さし」、「コンビネーション指さし」、「ゲッツ」など、さまざまなバリエーションをつけていたのだ。
そんな個性豊かな指さしを披露している嵐のなかでも、最も指さしが多かったのは松本だった。
<指さし回数ランキング>
1位…松本潤(32回)
2位…相葉雅紀(31回)
3位…二宮和也(28回)
4位…櫻井翔(18回)
5位…大野智(11回)
なんと2位の相葉との差は1回と接戦だった。2位の相葉にむかって「(抜かそうとして)連打とかやめてくださいよ」と牽制していた。