嵐・相葉雅紀 × 松本潤の“相松コンビ”に漂う兄弟感とは? 真逆のタイプが生みだす関係性に迫る

 また、自らを“嵐ヲタ”として、独自視点で嵐の魅力を捉えるライター・青井サンマ氏は、著書『嵐ヲタ絶好調超!!!!』の中で、相葉と松本のコンビを「いつも真面目な松本くんは相葉くんに『テンションが上がりすぎると周りが見えなくなっているよ!』などと注意することもあるそうですが、それを気にしすぎると相葉くんらしくなくなるから……と理解も示しているよう」と紹介しながらも、「相葉くんはその注意を受け入れつつ、受け流しているところもあるような……?真面目な弟をなんだかんだと兄さん的に受容する余裕なのかもしれませんね」と二人の関係性を指摘した。松本は、相葉の中に兄貴的な懐の深さを感じ取って慕い、相葉も、自分のことをいつでも真剣に考えてくれる松本だからこそ、心おきなく自分のペースで接することができているのかもしれない。

 しっかり者の松本と天然キャラの相葉。一見まったく異なる二人ではあるが、関係性を紐解いていくと、お互いを思いやり信頼し合ったよき仲間だということがよくわかる。今後もこの兄弟コンビはさらにお互いの信頼関係に磨きをかけ、嵐のチームワークの良さに貢献していくことだろう。

(文=竹上尋子)

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