Awesome City Club×CAMPFIRE・石田光平対談 メジャーバンドがクラウドファンディングを使う意義とは?

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「最終的には “Awesome City”を作ります(笑)!」(PORIN)

――『CAMPFIRE』として、スタートしたプロジェクトに対する支援は行っているのでしょうか。

石田:会員やフォロワーに対しては、『CAMPFIRE』のfacebookやTwitter、ニュースレターで情報発信を行っています。が、主目的はプロモーションをすることではないため、あくまでプラットフォームとして利用していただくことを重要視しています。音楽に例えると……拡散する力が大きなライブハウスがあれば、そこに出演したくなるという感じでしょうか。サイトに対するユーザーやファンはこれからもどんどん増やしていきたいなとは考えています。

atagi:一度支援してやり方がわかると、次以降はやりやすいですよね。今回僕たちのプロジェクトに支援して下さった皆さんも、抵抗は無くなったと思います。

石田:そういう意味では『Re:animation』が良い例かもしれません。最初は、新宿のコマ劇場で野外型のアニソン・レイブ・フェスを行うというプロジェクトだったのですが、回を重ねるごとに会場規模と支援金額が大きくなり、次回は中野駅前と区役所前を巻き込んだ一大イベントになるようです。

――数回重ねて規模を拡大するというやり方もありますね。ACCは今後どのような面白い企画やチャレンジをしたいと考えていますか?

Atagi:もちろん、回を重ねて……とは思っているのですが、惰性になってしまうのも怖くて。「こういう目的で、こういう面白みがあるから絶対にやってみたい」というものがあれば是非、といったところです。ただ、ファン目線で言うと「おおっ!」と感動させるようなものにはストーリーがあると思っているので、ファンの方にきちんと伝わる形であればいいなと考えています。

PORIN:私はもう一回、クラウドファンディングをやりたいです。どんどん規模を大きくしていきたいですね。

――大きくした先には、何が待っているのでしょう。

PORIN:ミュージックビデオとか・・・。

atagi:意外と普通! まあ、段階的に積み重ねていくのも悪くないかもね。

PORIN:うーん……最終的には “Awesome City”を作ります(笑)!

atagi:おお! 達成されたらグループが解散しちゃいそう(笑)。

(取材・文=中村拓海/撮影=竹内洋平)

Awesome City Club - アウトサイダー Music Video

 

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『Awesome City Tracks 2』
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『アウトサイダー』

■ライブ情報
『Awesome Talks -One Man Show-』
11月6日(金) 愛知APOLLO BASE
11月13日(金) 梅田Shangri-La
11月15日(日) 福岡DRUM SON
11月28日(土) 代官山UNIT
一般発売日 10月3日(土)

■リリース情報
『Awesome City Tracks 2』
発売:9月16日(水)
価格:¥2,000+税
<収録内容>
1.GOLD
2.what you want
3.WAHAHA
4.僕らはここでお別れさ
5.愛ゆえに深度深い
6.アウトサイダー
7.Lullaby For TOKYO CITY

■関連リンク
Awesome City Clubオフィシャルサイト
CAMPFIRE
Awesome City Government

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