みみめめMIMI、ワンマンライブレポ ポップなビジュアルと高い歌唱力でファン魅了

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 シンガーソングライター・声優のタカオユキ(作詞曲名義:ユカ)とイラストレーターのちゃもーいの2人による視聴覚ユニット・みみめめMIMIのワンマンライブ『CANDY MAGIC SHOW~梅雨だけど雨じゃなくて飴を降らせまSHOW▷◯◁』が、6月28日に渋谷・duo MUSIC EXCHANGEにて開催され、集まったファンの前で熱演を披露した。

 きらびやかなサウンドのオープニングSEに合わせ、手拍子を打ちながらタカオユキが登場すると、会場からは大きな歓声があがる。パステルカラーのワンピースは、MVの衣装を模したものだろう。ステージ上にもパステルカラーを基調とした舞台セットが配され、みみめめMIMIならではのカラフルな世界観を再現している。今回のライブは、女性ドラマー・マイマイこと今村舞と、DJうこっけいことありぃを迎えた3人編成で、より迫力のある演奏が期待できそうだ。

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 舞台後方のスクリーンにアニメーションMVが投影されると、まずは代表曲のひとつ「センチメンタルラブ」を披露するメンバーたち。軽やかなリズムに合わせてステップを踏みながら歌うタカオユキに、会場を埋め尽くしたサイリウムが振られる。そのまま「閃光ハナビ」「ミッディ」と、疾走感のあるアップテンポのナンバーを続け、会場のテンションを一気に上げていく。その後、「梅雨だけど晴れました! 今日は東京でのワンマンライブすごく楽しみにしていました」と元気に告げた後、ライブ前にはケンタッキーのフライドチキンを3ピースも食べてきたというエピソードを語るタカオユキ。一度見たら忘れられないほどのインパクトを放つ“キャラ弁”を作るなど、ファニーなキャラクターでも人気の彼女だけに、こうしたエピソードを楽しみにしていたファンも多いのではないだろうか。

 「皆さん準備できてますか?」との合図の後は、ステージ中央に設置されたエレクトリック・ピアノを弾きながら「Mr.Darling」を披露。時に鍵盤を激しく叩くようなエモーショナルな演奏と、切なさを喚起させるメロディに引き込まれる一曲だ。その後、さらにBPMを上げて、昨今流行の高速ロックにも通じる「お絵描き」を披露し、そのままメンバー紹介へ。途中、DJうこっけいが機材トラブルに見舞われたが、タカオユキがうまくフォローする一幕もあり、チームワークの良さを感じさせた。

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