Hey! Say! JUMPがアイドル路線に回帰した理由とは? キュートな新シングルから考察

 現在、デビュー組と呼ばれるジャニーズグループの中で、もっとも平均年齢の若いのはSexy Zoneだが、彼らは今、少年から大人の男性への階段を上っている最中。大人の魅力を磨きつつあるため、ワイルドで男の色気を感じさせる楽曲が続いているのではないだろうか。JUMPが今回、改めてアイドル路線に回帰したのは、彼らとの好対照なギャップを見せる狙いもあったのかもしれない。

 10代でデビューを飾ったジャニーズアイドルは、フレッシュさで見せるデビュー期、次に20歳をひとつの目安にクールな表情を見せる成長期、そして経験とスキルを踏まえた上で自由な表現を楽しむ青年期とたどっていく。今作は、まさにHey! Say! JUMPが青年期に突入した証ではないか。どんな楽曲でも、ファンを楽しませることができる実力が備わっている。これからのJUMPに、大いに期待したい。

(文=佐藤結衣)

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