音楽の街=渋谷は復活するか? 『HMV』新店舗出店がもたらす効果

 現在の『タワーレコード渋谷店』はカフェや書店、イベントスペースも併設しており、長時間店舗内で楽しめる“テーマパーク的な構造”を持ち合わせているが、『HMV&ブックストーキョー』も同様の形態をとることで、ユーザーにどのような効果をもたらすのだろうか。ふくりゅう氏はこう定義する。

「テーマパーク的な複合店となることで、渋谷での空き時間、休日の時間の使い方がエンタメ利用にシフトすることを期待したいです。そう考えると、タワレコが真向かいなのはメリットですよね。HMVは先行して、アナログを軸としたショップ『HMV record shop 渋谷』を宇田川町に構えています。そんな意味でも、ファッション的な意味合いの強いアナログや7インチ、カセットテープの充実。専用プレイヤー、ヘッドホン&イヤホンの販売。ハイレゾ関連商品の充実など、今の時代に即した音楽の新しい楽しみ方、周辺機器の選び方や扱い方をわかりやすくサポートする“ライフスタイルの提案”がなされる店作り、ショップ発のヒットに期待したいです」

 東京・渋谷が再び“音楽の街”として活気づくかもしれない今回の動き。当時のレコード文化とはまた違った形でライフスタイルに音楽が組み込まれることを期待したい。

(文=編集部)

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