V6とHey! Say! JUMPの共通点とは? 『24時間テレビ』共演に期待すること

 兄組「トニセン」「BEST」と、弟組「カミセン」「7」で比較しても、共通点がある。トニセンの長野や坂本は街歩きやグルメレポートなど情報バラエティの実力を持つが、BESTの八乙女や有岡も「ヒルナンデス!」で、そのスキルを絶賛修行中。カミセンの岡田や森田は主演する映画や舞台でも大活躍だが、7の山田や中島も主演ドラマで名を挙げている。またバラエティやラジオでギリギリトークを繰り広げつつも愛される三宅は、小悪魔キャラの知念と近いものを感じる。

 また、グループとしてはメンバー間に年の差があるだからこそ見られる、先輩後輩を超えた信頼関係や仲睦まじさ。ワチャワチャとしたじゃれ合いを見せたかと思うと、全員で高いレベルのダンスパフォーマンスを披露するギャップ。そんな魅力を、V6とJUMPも共通して持っている。つまり、V6とJUMPは同じような道を経て成長していく可能性が大いにあるのだ。

 しかもJUMPは、ジャニーズでいう下積み時代となるJr.としての時期を短くしてデビューした。いわばエリートとしての扱いだったが、それゆえに先輩との濃い絡みは少ない印象だった。今回の共演から多くのものをV6から学び、大きく成長するチャンスだと言える。もしかしたら、今回のコラボを通じて、V6を兄組、JUMPを弟組という大きなくくりでの、一体感が見られるかもしれない。

(文=佐藤結衣)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる