Sexy Zone、3周年イベントで浮き彫りになった課題 年末のテレビ露出でどう解決する?
しかし、年末にかけての地上派出演に関しては、懸念点が少なくないと同氏は指摘する。
「年末には多くの歌番組が放送され、若手のジャニーズにとっては知名度をあげるチャンスですが、先にもいったようにSexy Zoneは2曲続けて3人だけでのシングルをリリースしてしまったので、どう露出していくのか、その舵取りが難しくなっているのではないかと思います。年末の特番では大抵メドレーを披露するものですが、すると彼らの場合、途中でメンバーが抜けたりする必要があるかもしれません。そうなればやはりファンからは不満の声があがるでしょうから、グループとしてどのようにうまく見せていくかは課題として残るでしょう。
また、マリウスさんと松島さんの魅力的なイメージを形成していくことも大切です。マリウスさんはキャラクターが立っていて比較的ポジションを見つけやすいですが、松島さんは一見すると大人しいタイプなので、アピール面での難しさもあります。5人揃ったときの松島さんはひょうきんな面も見せており、グループとしてのバランスを取る上では非常に大切なメンバーであるということは、多くのファンの知るところですが、パブリックイメージでは、その魅力をまだ充分に伝えきれていないのではないかと思います。最近、松島さんは成長してきて、イケメンになってきたとの声も多いので、これから先の飛躍を期待したいところです」
昨年の紅白歌合戦では、メドレー「Sexy平和Zone組曲」を披露したSexy Zone。激動だった今年の年末は、果たしてどんな番組にどのような形で出演するのだろうか。
(文=松下博夫)